スタグフレーションの恐怖

インフレへの足音が大きくなっている気がします。
今のところ、統計上はデフレ傾向が続いていることになっていますが、
消費税の増税論議のほか、日銀のインフレターゲット1%の話題、
そして最近特に気になるのは、原油価格の不気味な高騰。

いまの超円高状態であっても、ガソリン価格が150円を突破。
これに円安と原油価格の更なる高騰が重なれば、あっという間に
200円を突破するでしょう。

私自身は車を所有していませんので、直接的な影響はありません。
数年前のガソリン価格上昇の際も、あまり深刻に気にしたりしま
せんでした。電車賃やタクシー料金、バス代、宅配便の料金などは、
まずは企業のほうで自助努力する為、すぐには価格に転嫁できなく
なっているようです。
(公共料金や航空運賃は節操なく上がりますが。。。)

最も懸念されることは、不況と物価上昇が同時に進むスタグフレー
ションが発生することです。この状態になってしまうと、個人レベル
では資産の防衛が困難になります。

基本に立ち返れば、できることは2つしかありません。

1、円安に備えるために、海外資産の比率を増やす
   (外国株、外債を適度に保有し、国内に資金を滞留させない)

2、インフレに備えるために、インフレに強い金融商品に投資する
   (株式、実物資産を中心に投資)

これらを月々の積立投資の中で実行していく必要があります。
方向性を少しだけ、円安対策、インフレ対策にシフトするイメージです。

政府や役人を批判しても何にもなりませんし、そもそも期待してないです。
1人の人間である以上、だれでも自分の生活や自分の家族が1番大事
です。この防衛本能は自然なもので、当たり前に備わっているものです。
この自然な防衛本能を、「抵抗勢力」、「既得権益」、「官僚支配」という
言葉でセンセーショナルに騒ぎ立てても何も始まりません。
抵抗する側も必死です。おそらく自分が同じ立場にいても抵抗します。
リスクを取れないのが大人であり、改革を望まないのが権力側だからです。

諦めているわけではないですが、政府に期待している時間があったら、
自分で対策を打つほうが何倍も効果的です。
かっこわるいですよね。。。何でも国のせいにして片付けるのは。

政治が乱れても、経済が落ち込んでも、それを飄々と乗り越えられる
たくましさとしたたかさが必要だと思います。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。