リーマンショック時の記憶

時事/雑感

2008年のリーマンショックの際は、まだまだ投資に関する造詣が浅く、
投資方針も今のように確固たるものが固まっていませんでした。

運用自体はしていたものの、だいたいのところ安全資産をネット銀行
の定期預金で固め、リスクを外貨預金や投資信託に振分けていました。
当時はまだ、インデックスとアクティブの区別が良く分からず、また手
数料への意識も低く、運用実績のみで判断していた印象があります。
買い付けの時期も適当そのもので、積立投資も定額投資も実践して
いませんでした。

当時、猛烈な勢いで株安と円高が進みましたが、ほとんどなす術なく
塩漬けにしてしまった記憶があります。投資元本が今の半分程度で
したので、それほど評価損額は大きくなかったのですが、それでも
外貨預金、投資信託ともに数十万円の損を出していました。

幸いだったのが、(今と同じように)個別株に投資していなかったこと、
日本株式に投資していなかったこと。なので下落率が激しかった日本
市場からは影響を受けずに済んだことです。
(全ての投資信託が海外を向いていたのは大問題ですが。。。)
そしてこれが奇跡に近いのですが、手持ちのアクティブファンドを一切
売らずに持ち続けたこと
実はこれらのファンドはほとんどが新興国向
けのものだったのですが、その後株価は回復。最終的には購入時の
基準価格を上回り、利益を確定させて売り抜けています。ただ、ホンネ
を言ってしまうと、あまりの損の大きさに売る気(やる気)を失っていた
といったほうが正しいでしょう。一方の外貨預金のほうは、最後まで損
が解消することはありませんでしたが、手数料の優遇キャンペーンな
どのタイミングで、少しずつ利率とコストで優れる外貨MMFにシフトさ
せました。

結論となりますが、運用方針が明確に定まっておらず、インデックス投
資の存在すらも知らなかった当時の私は、リーマンショックで奇跡的に
損を出さずに済みました。
今思えば、きわめて強運だったと思います。
結果的には授業料なしで市場の怖さ、暴落時のメンタルコントロール
など、さまざまな教訓を得ることができました。そして何より、この教訓
を得た後に出会ったのが、現在に繋がるインデックスファンドを中心に
添えたマイルドな資産運用です。

20代半ばの段階でこの経験をできたことは、今の運用に非常に役立っ
ていることは言うまでもありません

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