今では考えられない東京電力の評価

時事/雑感

数年前に出版されたある投資関連の本に、以下のような記述があります。
(著者や著作名については、本の名誉のため伏せています)

東京電力のような企業は多くの実物資産(発電所、送電線、技術)を蓄えており、
たとえ国家破産が起きても、東京電力が破綻することはない。民間企業のフリを
した大きな活動体である。このような会社の公社債を買うと、配当も高いので

心して資産を守ることができる。
これは日本の堅実な、バカな投資などはしな
い金持ちたちの間では、密かに深く信じられていて実行されている
賢い投資方
なのです。ところが世の中ではこの事実はあまり知られていない。
この本を読んだ人たちにだけ教えておきます。
同じようにして、東京電力のを買うと長い間株価が動かないという性質がある。
そして年率2.3%くらいの高い配当金をもらえるので安全である。

もちろん容易に想像できる通り、出版されたのは震災前です。
とはいっても全然古い昔の本ではなく、出版年は前年の2010年となっています。

本を何冊も出版している著名な経済人が、自信たっぷりにこのような発言をして
しまっているのです。抜群の経験と知識をもっている人でもこうなのです。まして、
自分のような普通の個人投資家が未来を予測できるはずがありません。

未来は絶対予測できない。なので、予測できないことを前提に投資するしかない。

この本を信じて、東電に投資(しかも集中投資)した人は、このあとどうなってしま
ったのでしょうか。ちょっとリアルすぎて想像できません。さすがに同情してしまう
部分もありますが、結局は自己責任として片付けられてしまうのが「投資」です。

くれぐれも肝に銘じておきたいものです。

ブログランキングに参加しています。クリックをよろしくお願いします。

 にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ 

コメント

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。
タイトルとURLをコピーしました