独自の防災計画を作る

災害時には、どのようにして自分と家族の命と財産を守ったらよいか。もちろんどこの自治体でも防災計画は立案されていますが、必ずしも個人の実情に合ったものとは限りませんし、完成度もまだまだです。

なんといっても震災被害でも台風被害でも必ずといっていいほど「想定外」という言葉が使われており、行政がすべて面倒を見てくれると考えるのは(期待するのは良いとしても)無謀な判断であることは一目瞭然。

・行政からの避難指示が遅れたから…
・気象庁の予報が外れたから…
・NHKの報道内容に誤りがあったから…

確かに原因の究明は大事ですが、それでは何も解決できませんし、今まさに起こっている被害が、軽くなるわけでもありません。

というわけで我が家では最近、独自の「防災計画」を検討し始めました。防災計画といっても難しいものではなく、要するに緊急時にはどう行動すべきかということを、一覧でわかりやすくまとめたメモを作成しよう!という試みです。これを家族間で共有しようと考えています。

整理しようとしているものは、主にこういった情報です。

・災害時の指定避難場所を把握しているか?
・災害に備えて日ごろから準備しておくべきことは何か?
・財産を守る為の情報は把握できているか?
 (保険証番号、クレジット番号、免許証番号、証券番号、年金番号)
・緊急時の連絡先を整理できているか?
 (勤務先、勤務先の上司、両親、最寄の避難先など)
・想定される災害を把握しているか?
 (津波であれば被害にあう可能性、到達予想時刻など)
・想定されるリスクを把握しているか?
 (通勤リスク、休職リスク、空き巣のリスク、持病のリスクなど)
・災害が発生したときに取るべき行動の優先順位は決まっているか?

例えば財産について。緊急時には国や自治体、そして金融機関によっては、手元に通帳がなくても、あるいは身分を確認できるものがなくても融通が効くように特例が認められる場合もありますので、そこまで神経質にならなくても良いかもしれません。但し、必ず特例が出るとは限りませんし、特例が出たとしても身分証明も口座番号も分からないユーザーは不利な扱いをされる可能性が当然あると思うわけです。

そして災害についての想定。

市のハザードマップで確認したところ、我が家は地形的に土砂崩れや河川の氾濫の心配のないことがわかっています。近くに崖や川はありませんのでそうなのでしょう。液状化とも無縁です。ただし、津波についてはリスクがあります。市の想定では東京湾は内湾なので10M級の津波は考えにくいとしていますが、万が一発生した場合は津田沼駅周辺(わが家)にも津波は到達します。海岸線からは3km程度しか離れていない上、海抜も高くありません。途中の干拓や高速道路が壁となってくれる可能性もありますが、全てを乗り越えてきた場合は、地震発生から44分後に到達すると想定しているようです。

逆に言えば地震直後30分程度の時間は確保されているということ。これだけの時間があれば「家財をまとめる」「テレビを付けて情報を収集する」「寝巻きであれば着替える」「戸締りをする」という行為を、落ち着いて行うことができます。最悪大津波が発生しても、高架になっている駅に向かえばやり過ごすことができるでしょう。

家は賃貸ですので最悪の場合のリスクはありませんし、自動車も保有していないのでそちらのリスクもありません。私は働かなくてはいけませんが、妻は田舎に疎開させることもできます。そうすれば避難所生活ではなく、ある程度の費用を掛けてホテル生活ということも選択肢に入ってきます(こんなときにホテルが営業しているか!ということについてはとりあえず別問題。あくまで選択肢として検討できるかどうかが重要)

こうやって書いてみるといろいろと防災計画が進んでいるように見えますが、実情は寒い限りです。いまのところなんら食料の備蓄もしていませんし、懐中電灯1本も用意できていません。それに避難所は分かっていますが、その連絡先まではまだ調べていません。そしてその避難所にはどのような備蓄があり、どのような設備があり、何人ぐらい収納される予定なのか、これも分かっていません。その避難所が使えないときはどこに避難すれば良いのか、これも分かっていません。

いまは課題を1つ1つ整理して、わかったものについては情報をまとめているところです。心配性すぎる可能性もありますが、何かあってからでは遅いし、何かあったときには確実にリターンが見込める時間投資であることは、間違いないでしょう。

あまり時間をかけても意味がないので、まずは年内に雛形を完成させようと思ってます。その後は、必要に応じて見直しながら運用します。

防災計画を考えるに当たり、下記の本を参考にしながら検討しています。

こういうことはたとえ気休めに過ぎないとしても、やっておこうと思います。

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