原理原則も大事だが現実も大事だと思う

表題の件について、最近思うことを書いていきます。

最近、世を騒がせているブラック企業の問題。この問題が語られると、決まって聞こえてくる声があります。代表的なのは2つ。

①そんな会社は辞めてしまえばいい
②そんな会社は潰れてしまえばいい

まず①について。もちろんそうです、さっさと辞めてしまえばいいんです。実際、私自身も割に合わない仕事はさっさと辞めるべきだと思いますし、辞めたこともあります。ただしそういう状況でも辞めるわけには行かない人というのが一定数いることも事実です。妻子がいて責任を抱えている人、個人的な強み(年齢、スキル、人脈)などがなく、転職に踏み切れない人、蓄えが十分になく生活に支障が出てしまう人…自業自得な面もあるでしょうが、全員がそうとうは限らないわけで、乱暴に、「自己責任」という言葉で一蹴することはできません。

次に②について。そんな会社は潰れてしまってもいいという考え。ではどういう会社ならよいのか?そもそも本当に完全なホワイト企業というものが存在しているのかは、はなはだ疑問です。例えば私の職場について。個人的にはかなり環境よく働ける場所だと思っていますが、それでも労働基準法を完全に遵守しているとは言えません。一例としては残業代の一部カットが平然と行われています。もっともこれは残業しなければ良いだけの話なので、私は問題ではあると思いつつも、とくに争うつもりはありません。ですが神経質な人はこの部分でも違法行為だとして争おうとするでしょう。法律的にはそれが正義なのかもしれませんし、自分もそう思いますが、ある程度は現実をみて妥協するとか、折り合いをつけるということも、必要になってくるように感じます。理念に共感してくれる人もいるでしょうが、同じくらいに、疎ましく思う人間もいるのを忘れてはなりません。世代の違いや立場の違いで、意見は必ず対立します。

①まったく残業代がつかないわけではない 
②ダラダラ残業、付き合い残業の防止 
③社員の健康にも、経費の節約にも貢献している 

こういう感じです。これなら、サービス残業という違法行為があるとしても、少しは妥協してやるか…と思う人もいるはずです。

理想を掲げるのは大事ですが、100点というのは世の中ありません。労働環境(主に労働基準法)に話を限定すると、とりあえず8割くらいOKなら細かいことには目を瞑るか~という大らかさも、大事なのではないかなと、結構本気で考えています。無論、こんな考え方では人事部とかはつとまらないんでしょうが…

そしてもう1つ「そうだよなぁ」と思って感心したのが、相互リンクしてもらっている虫取り小僧さんが書いていた、差額ベット代に関する連載記事について。詳しい内容はリンク先に譲りますが、要するに原理原則を貫いて、差額ベット代をケチろうとしたらどんな問題が生じるか?ということを書いたドキュメンタリーです(笑)

最後に強引に「起」「承」「転」「結」でまとめると、こういうことになるかと思います。

「起」
・原理原則を貫けば戦いにはなんとか勝てる
 (特に相手が違法行為、常識外れの行為をしている場合)

「承」
・でもお互いの消耗は激しい(下手すると共倒れ)

「転」
・抵抗勢力の反撃にあう。

「結」
・勝ってもなんだかスッキリしない or 骨折り損

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コメント

  1. 虫とり小僧 より:

    ご紹介、恐縮です(汗)
    ホント、なにごとも程度問題ですよね。
    仕事も投資も自分なりに心地よい最大公約数を見つけたいものです。

  2. nantes より:

    該当記事については大変勉強させていただきました。
    続編の契約更新の件も良かったです。
    新しいシリーズにも期待しています(笑)

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