金利に関する都合のいい解釈には注意

金融機関や各種マネースクールが実施するセミナーに参加すると、
講師の話に違和感を覚えることが、結構あります。

そのなかの1つが、金利をめぐる都合のいい解釈。
代表的なものを上げておきます。

解説①
預金ではインフレに対抗できません。倍になるまで途方もない年数
がかかってしまいます。低金利時代の資産運用を考えましょう。

解説②
将来、金利が上がっていくと、住宅ローンの支払が大変になります。
物価上昇に備えるためにも、資産運用を考えましょう。

これを別々の講師が語っているのであれば問題ないのですが、同じ
セミナーで同じ講師が語っていることがよくあります。

①では低金利が続いていく場合の悲観論を唱えておきながら、その
舌が乾かぬうちに、②のようなたとえ話で高金利の不安を煽る。
そして①の話をしているときには、「インフレ状況下では預金金利が
上がっていくこと」や「給料が増えていくこと」は解説せず、②の話を
しているときも「インフレ状況下で借金が相対的に軽くなっている」こ
との説明はしない。

高金利だろうと、低金利だろうと不安が尽きませんというシナリオに
意図的に誘導しています。不安でしょ?だから私たちがアドバイスを
します。相談に乗りますよ!というパターンです。

上記のように因果関係が不明だったり、都合の悪いことについては
説明を省略したりと、様々なトラップを潜ませているので注意が必要
です。今回は一例として「金利」のことを取り上げましたが、テーマは
「期間」だったり「年金」だったりと様々です。

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