合成の誤謬

合成の誤謬(ごびゅう)という単語、これは知っておくべきです。
ミクロで正しいことをしても、マクロで見ればそれってどうよ?という話。
よく紹介されるゲーム理論のような、一種のパラドックスです。

適当に3つの例を挙げてみます。

・全員でコツコツと貯蓄(節約)を始めると消費が減る

・全員で堅実なインデックス投資をすると、金融業界が総崩れになる
 (結局は市場に大きな歪みが発生しアクティブファンドが復活)

・国民全体の金融リテラシーが上がると、喰えない人種が増える
 (銀行、保険会社、消費者金融、FP、ギャンブル業界、詐欺集団)

私は堅実な黒字家計を維持していますし、毎月きちんと貯蓄をしてい
ます。決して金融リテラシーは高くありませんが、周りにこれと同じよ
うなことをされたら、実はちょっと困ります(笑)

もしかしたら、おカネの扱い方に無頓着な人間が、この国の経済を支
えているのかもしれません。同じく、高い手数料を惜しみなく払ってく
れているアクティブファンドの購入者が、インデックス投資家を支えて
くれているのかもしれません。

ただし現実的には、合成の誤謬を心配する必要はほとんどない。
欲があり、上昇志向があり、他の人よりは優れているだろうという自
信過剰な人が大勢いますし、それが人間だからです。個々人は分か
りませんが、全体で見ればこれからもこの特徴は変わりません。

繰り返しますが、インデックス投資家は「平均」を取るだけの存在です。
平均を形成してくれている周りの要素への感謝を、忘れないように心
掛けるべきかと思います。

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