良心的なFPの見分け方(前編)こんなFPは避けよう

マネーリテラシー

投資や運用はあくまで自己責任になるので、自らが勉強し、検討し、決断するというのが大原則ですが、それでも専門家の意見を聞きたくなる、参考にしたくなることがあります。そう考えること自体は悪いことではありませんが、どういう専門家に相談するかで、得られる成果も変わってきます。

おカネの専門家ということになると相談先はFP(ファイナンシャルプランナー)ということになるかと思いますが、良いFPと悪いFPはどういった基準で判断すればよいのか?自分なりの考えをまとめてみたいと思います。

まずもっとも重要なのが、FPという資格はあてにならないという前提です。そもそも司法試験のような難関資格ではありませんし、FPなんぞ持っていなくても、運用に詳しい人、適切なアドバイスができる人はゴロゴロいます。このブログも数多くの方と相互リンクさせてもらっていますが、ほとんどの方は保有していないでしょう。。。(私も3級しか持っていません)

したがってFP資格を前面に押し出してくるような専門家は、微妙です。大事なのは運用実績や相談実績、実務経験、実際のプランニングのうまさであって、資格については一応FPも取ってます…という程度で十分です。むしろ実績が揃っていれば、資格の保有はどうでもいいかもしれません。資格がないと相談業務ができないから、仕事を得る為に仕方なく取ったというスタンスの方が、ベターな気がします。

私の中での避けるべきFPの判断基準を、箇条書きしてみました。逆説的に言うとこれらの条件を、なるだけ満たさない人のほうが信頼できるFPなのではないかと思ってます。以下、順に説明していきます。

①経歴(特に前職)が不明なFP
学歴はそうでもありませんが、職歴については情報が欲しいところです。勤務先、勤続年数、役職、実務経験については最低限の確認が必要。 独立した場合は独立した理由(退社理由)も明記すべき。これらの情報開示が曖昧なFPは信用しろといっても無理な話です。

②事前に資料の提出を求めないFP
年収、家族構成、職業などを聞かないでいきなりアドバイスを始める方がいます(信じられないことに本当にいます)。事前に情報を申告させ、それを面談前に予習してくれるFPのほうがアドバイスの濃さを期待できるかと思います。

③投資歴、運用歴がないFP
いわゆる机上の空論を振りかざすFP。実践力を伴わなければダメ。そもそも理論どおりに動かないのが経済であり、投資です。

④自分の情報を出さないFP
結局あなたはどうやってるの?何を買ってるの?という相談者からの素朴な質問に正面から答えてくれないと、信用できません。逆にこの情報を惜しみなく教えてくれると、好感度がかなり違います。

⑤ネットワークがないFP
このネットワークというのは人脈に限りません。お勧めの金融機関、セミナー、本、ブログなどの情報を提供できないFPは厳しいです。もちろん勧める、照会するにあたっては具体的な理由や根拠も説明できる人。私のことを信じてください…な人は論外。

⑥専門特化しすぎていて周辺知識が欠落しているFP
金融機関出身者に多くいます。投資なんかダメ、保険で上手に貯蓄しましょうという元保険会社の人などが典型。不動産のことしか語らない元不動産会社の方などもいます。ある特定分野の商品だけを評価しすぎる人も危険です。説明にバランスが取れているかが大事。

⑦営利組織に属しているFP
全てが全て悪いとは言いませんが、ポジショントーク全開になる危険があります。中には親切な人もいるでしょうが、良い人、悪い人を事前に判断する事はできませんので、もっとも避けるべきFPです。

⑧独立はしているが紹介料で成り立っているFP
これも上と同じ理由です(会社内FPより少しはマシな程度)。⑦と⑧のFPは「無料相談」を謳っているケースが多いですが、無料の理由、その人の収入原資はなんなのか、吟味が必要です。当然ですが、広告主、依頼主の意向が相談の回答内容に強く影響を与えていると疑って考えるべきです。

⑨FPであることを前面に出してくるFP
上記でも書きました。FP資格は絶対的なものではありません。あるにこしたことはありませんが、それを前面に出してくる人は微妙。

⑩厳しいことや諦めるべきことを指摘できないFP
世の中甘くありません。おカネの世界でもできることとできないこと、今からでも間に合うこと、どうにもならないことが混在しています。なんでも大丈夫ですといってくる人は信用できません。心地よい言葉だけではなく、耳が痛いこともはっきりと言ってくれる人を選びましょう。

いかがでしょうか?

もちろん個人的な主観も含まれているので絶対的な指標とはなりませんが、少なくともやみくもにFPを選ぶよりも、マシな結果(平均点以上のFPに当たる)が期待できるのではないか…と思います。何度か自分で相談してみて、自分なりの基準を仕上げていくのがベストでしょう。

なおFPに厳しいレベルを追求するのですから、こちら(相談者)側もそれなりの礼儀を尽くさなければならないと考えるべきです。客だから偉ぶるのは、絶対に避けましょう。そんなことをしてしまうと良いアドバイスも期待できず、結局は自分に跳ね返ってくるだけです。

私が考える礼儀は以下の3つです。10個も要求しておきながらお返しが3つというのは嫌な客ですけどね…汗

1.相応の対価は払うこと (情報はタダでは得られません)

2.できるだけ正確な情報を提供し、ウソは決してつかないこと

3.クオリティに満足したら、ぜひ友人、知人にも紹介すること

なお話が長くなってしまったので、良いFPを見極めるための方法については「後編」で書きたいと思います。

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コメント

  1. 辛口 より:

    資格を持ってない人が努力して資格をとった人をバカにするものではないかと思いますよ。まずはあなたがきちんとCFPや一級まで取得してから発言しましょう。そうすればもっと説得力が増しますね。
    私も資格は所詮資格と思ってますが、言うからにはきちんとCFPなどは取得してます。
    仕事柄司法書士も持ってますが、所詮は資格です。でもね、医師免許がない医学オタクに手術されたらみんな怒ります。治っててもね。そういう案件希にありますから。
    資格、免許とは一種の努力の証であり、ステータスです。また、それによって安心感も与えられます。
    バカにするものではありません、あなたがきちんとした大人であるならね。

  2. おななしさん より:

    努力した人間がどうこう言ってるけどこれ人のブログだし
    イチャモンつけるなら君の辛口爆笑持論を自分のブログで展開しなよ
    あなたがきちんとした大人であるなら尚更ですね。
    っていうか読んでて思ったけどそんな慎重に判断できる人間ならFPいらねーwwww

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