私が直販投信を見限った理由

以前は直販投信のパイオニアであるさわかみファンドの積立を行っていたのですが、いろいろと検討の上、すべてを売却してしまいました。たまたまタイミングが良かったので、利益確定となりましたが、それ以後、直販投信には一切投資していません。

直販投信の中には、運用方針に魅力を感じるファンドもありますし、パフォーマンスが日経平均を大幅に上回っている優秀なものもあります。アクティブ運用にもかかわらず、1%を切る低廉コストで支持を集めているものもあり、高コストだから敬遠…という理由も説得力がありません。そういうわけで、ともすれば魅了的に映る直販投信ですが、どうにも手が伸びません。

買うことに躊躇してしまう最大の理由は、結局は人に依存するものであるということでしょうか。いくら優秀な運用会社であってもいつかは代表が変わりますし、運用担当も定期的に変わります。組織が大きくなれば、末端までシナジーが浸透しないくなるかもしれません。同じ人が長期間運用するとしても、その人の考え方が変わる可能性もありますし、経験が邪魔をしてパフォーマンスがネガティブに働く可能性もあります。そして優秀な会社、優秀なファンドマネージャーは事前に見抜くことが極めて困難、ほぼムリ!という根本的な問題もあります。

対して私が支持しているインデックス投資は、平均点を取るという仕組そのものです。地味で面白みもなくパフォーマンスも平凡ですが、私情や環境に依存されることはありませんし、なんといっても投資する側はほったらかしで済むので、注ぐ努力も費やす時間も限りなく0で済んでしまいます。信託報酬は負担しているものの、自分でもこれってフリーライダーだよな…と思ってしまいますね。

かといってインデックス投資も万能というわけではなく、さまざまな欠点が指摘されています。自分でもその辺はもちろん承知していますし、当たり前ですがそもそも完全な投資法など存在しません(あるとしたらそれは詐欺)。ただし、それを鑑みても現時点ではインデックス投資がもっとも合理的な方法だと判断して、投資を続けています。この現時点という言葉の意味ですが、私の中では資本主義経済が採用され続け、人口が増えている社会ということで理解をしています。

身も蓋もない話ですが、運用については、人がもっている無限の可能性よりも、無難な仕組み…を信じて投資していきます。

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コメント

  1. kim99 より:

    セゾン投信の2商品と ひふみ投信を購入しているので、直販投信を否定してないのですが、直販投信にはジレンマがある気はします。
    自分で目標ポートフォリオを設定して、金融商品を選べない人に、直販投信が主張している商品の魅力がわかるものなのか?
    自分で金融商品が選べる人なら、直販投信を主体に投資をしない。
    直販投信をひきいている人の魅力 リターンよりも直販投信にがんばってほしいと思っている点が大きいような、、、
    積立をしていく投資をしていく局面では買いやすいですが資産規模がある程度の規模になると、投信よりコストが低い個別株や個別債権に切り替える。リバランス中心になった場合に投信は魅力がない。
    特にバランス型のファンド、、、日本人だと日本市場は身近なので日本株は 上場投資信託のほうが便利なので、さわがみや ひふみも魅力が薄れる。
    投資信託のいいところは資産を売却して生活費にしてく局面では便利そうな気はしているが、GBFは短期ではなく長期的な運用をめざしている点で、出口も、ちょっとづつ売ってかないと安値売りになりそうで、、
    直販投信がちょっと気になるのは、年金やかんぽ資金の運用を行う可能性、、、1000億円以下のファンドが兆単位の資金を運用するとは思えませんが、、、そういう資金を運用してますという会社が、直販投信を売り出したら、、、リスクをちょっとだけとる運用にした年金と同じポートフォリオで運用します投信とか、年金運用をインデックスにした投信はでてきそう。

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