年収1000万の不幸(稼ぐ能力と管理能力は一致しないのか?)

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休日なのでふらっと図書館に行った際、下記の経済誌(週刊ダイヤモンド 2014年 5/10号 特集1 年収1000万円の不幸)が目に留まったので、思わず借りてみてしまいました。半年ほど前の発売なので、記憶にある人も多いかもしれません。

ストーリーとしては、世間一般的に高収入世帯と思われている年収1000万世帯が苦境に立たされているといった内容です。税務当局には狙い撃ちにされるし、生活水準を簡単に下げることができないので、収入の割には生活が楽に感じられず、その満足度も低いといった傾向が書かれていました。

読んでいた感想ですが、第一に思ったことはこれです。

どうして、学歴も比較的高く収入も多めに稼げるような優秀な方たちが、こうも家計管理をできないのか?

考える知恵も能力もあるはずなのに、それができない。できないばかりでなく、人任せ(妻任せ)ばかり。厳しい言い方をすれば、支出の優先順位が定まっていない方や、「見栄」だの「世間体」だのという安っぽいプライドばかりが先行している方がホントに多い。原因が男女どちらにあるかもさまざまでしたが、臨機応変に家計を改善できずに苦労している実情からは、とても職業エリートの姿を想像できません。なぜ仕事上では合理的で正しい決定ができる人が、金銭管理になるとできなくなるのか…そこがカネの魔力なのでしょうか?

当たり前の話ですが、家計の状況に合わせて生活レベルを柔軟に変更できるカメレオン型の家計がもっともリスクに強いのは間違いないしょう。例えば妻や子に「生活のことは何も心配しなくていいから…」というのは、甲斐性があるように見えて、実は遠まわしに説明責任を放棄している(もしくは自分でもよく分かっていない)だけなのではないでしょうか。人生、順風満帆はあり得ないわけですから、家計状況が下り坂になってしまった場合に、どのような対処を考えているのか、それにはどういった協力が必要なのか、最悪の場合はどういう事態になるのか…そういったところを包み隠さず話すことで、説明責任を果たすべきと考えます。危機意識の共有という副次的な効果も期待できます。

それともう1つ。年収1000万円程度では高収入者と考えないほうが良いのでは?というのが正直な感想。その半分も稼げていない自分が言っても説得力0ですが、1000万程度の年収では、そこまで贅沢な暮らしはできないでしょう。子供がいたり、専業主婦を養っているとすればなおさらです。さすがに確定申告が必要になるくらいの年収があれば、見える世界も変わってくると思いますが…

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コメント

  1. 煙々 より:

    始めまして、煙々と申します。
    これって、国でも同じことになりますかね?
    収入こと税金増やして、支出こと社会保障費を減らすということになるんでしょうか?

  2. kim99 より:

    もし優秀な人が家計管理できて、余裕資産を有効活用する為に投資することができるとすると、20,30歳台で転職することはあると思うが、かなり大きな資産をもっている。40,50歳台だと転職する必要が無い程度の資産を持つことになることに、20歳台に気づける気はする。1000万円払える会社の給与体系のデザインも それを考慮しているだろうし、人事部長は中途採用者のそういうところを見ているのでしょう。というようなことは資産運用をしてみると考える。

  3. nantes より:

    煙々さん
    初めまして。いつもブログ拝見させてもらってます。
    新宿の高層マンション、(買えないとはわかっていても)
    ぜひ見物に行きたいですね~。あと立川の割高のやつも。
    仰る通り国も同じことになると思います。
    個人的には増税には反対!ですが、先送りはもっとふざけるな…ですね。
    議員定数と歳費を30%カットするから、消費税15%にさせろ!というくらいの剛腕政治家が1人くらいいないものかな…
    > 始めまして、煙々と申します。
    >
    > これって、国でも同じことになりますかね?
    > 収入こと税金増やして、支出こと社会保障費を減らすということになるんでしょうか?

  4. ななし より:

    そっちの方向を考える必要性があまりないからでしょう
    1万円節約するのに知恵を絞るより1万円稼いだほうが早い
    までで思考がゴールしてしまう
    仕事に意識が殆どいってますからエネルギーが残らないのでしょう
    定年後に趣味などがなくボケていくなども当てはまると思います

  5. nantes より:

    >ななしさん
    確かにそうかもしれませんね。
    紙面の中にも、「その分頑張って稼ぐ」的なことが書かれていました…

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