投資方針の明文化はなぜ必要なのか

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私は自らの投資方針を確認するために、資産運用規則を定めそれを明文化しています。自分なりの投資方針を持っている個人投資家は数多くいますが、「明文化」までしている方はほとんどいません。

私も初めは頭の中で覚えておけばいい話だと思って、深くは考えていませんでしたが、この本を読んで考え方を変えました。インデックス投資家にとってはバイブルの1つとして有名な『敗者のゲーム』です。

著者のチャールズ・エリス氏はこのように記しています。

投資家は長期の運用基本方針を策定したら文書ではっきり表現し、確認しておくべきである。その最大の理由は、投資家のその場しのぎの方針変更からポートフォリオを守るためである。短期的な市場危機により、方針への信頼が揺らぎそうになる時に、長期方針を貫き通すためである(第10章冒頭)

そして冒頭から少し読み進めた部分にあるのが次の記述。

長期方針を短期データや不安に駆られた攻撃から守る盾は、自分自身と自分の投資目的を十分に理解することである。だからこそ投資戦略は明文化されなければならない。周りがパニックに陥ると、自分も冷静な判断力を失いやすい。自分だけが冷静でいられるなどと思わないほうが良い。あなただって人間だ。

著名な投資家でも明文化しないとパニックは防げないと言っているわけです。どうして素人投資家の自分が、そんなことをしなくても大丈夫だという自信を持てるでしょうか?そう冷静に考えた時に、やはり最低限の部分については、明文化が必要だと感じました。

いざ投資方針を文章にしてみると、結構難しいものです。細部まで運用方針を詰めておかないと、筆が進みませんし、その場で迷ってしまうことが多い。ただし1度作ってしまうと、あとはマイナーチェンジを繰り返しながらメンテナンスすればよいだけですから、楽チンです。

企業活動においても事業を行う前には、必ず企画書や計画書を作ります。それを家庭レベルでも実践すればよいだけの話。面倒かもしれませんが、これをしておくと安心感がまったく違ってきます。

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