老後破産…もう甘い見通しは通用しない

マネーリテラシー

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フジテレビの報道2001で、「老後破産」の特集を組んでいました。別作業をやりながらの視聴でしたが、思わず見入ってしまいました

今回は老後破産といっても、主に住宅をテーマにしていました。現役時代に新築を購入したものの、その後いろいろな誤算が続き、いまはローン地獄に苦しんでいたり、競売を恐れての任意売却になってしまったり…というパターン。それが郊外の戸建てであったり、首都圏のマンションであったり、リゾート観光地だったりと様々です。

指摘されていたいろいろな誤算とは?

・返済できると思っていたが、実際はムリのある住宅購入だった

・政府の経済政策の1つであったゆとりローンのリスクを知らなかった

・当てにしていた定期昇給、退職金がなかった

・物価(土地)は上がると思っていたがそうはならなった

・年金をあてにしていたが、とてもローンの返済を賄えない

・子供に面倒を見てもらえると思っていた

誤算といえば誤算なんでしょうが、ちょっと見通しが甘いんじゃないか…と思ったのが正直な感想。特に最後の子供をあてにしている発言には閉口。古き良き田舎の大家族時代じゃあるまいし。。。

家を買ったことがないからわかりませんが、もし買うのであれば最低でも勉強に1年、物件探しに1年は必要かと思ってます。自分で宅建の資格をとったり、登記簿を作成できるくらいにはしておきたい…。他の買い物ならともかく、住宅購入の失敗は致命傷(投資でいうところの一発退場)になりかねません。そのくらいの手間や費用をかけずして、「いい物件を買おう」「いい物件が買える」と思ってるとしたら、それはちょっと図々しいという感じがします。せめて相手の営業マンと同じ程度の知識は身に付けておかないと、それこそカモネギになってしまう。

住宅購入にかかわらず、「情報」や「教育」への投資をケチるとロクなことがありません。消耗品への消費は抑制すべきですが、個人的には食費を削ってでも本代は削らない!くらいの覚悟でもいいはずです。

この番組では、ごく真面目な普通の正社員職(サラリーマン)でも老後破産の可能性があるという方向性で話が進んでいましたが、彼ら彼女らが仕事はともかく、お金に真面目に接してきたとは言えないでしょう。この点、ちょっとミスリードになってしまっている点が残念でした。

いろいろ感想を述べましたが、他人を批判することは簡単でも、それを他山の石とすることは非常に難しい。そこだけは肝に銘じておきます。

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コメント

  1. 40代後半のおっさんより より:

    自分も同番組を見てました。
    正直、自業自得なのでは・・・と思う部分もありました。
    時代が時代なので多少同情の余地はありますが、それにしてもリスク管理が甘過ぎるし、危なくなってきた時点で手を打っていれば、もう少し違う展開になった人もいる感じがします。
    それだけ日本が良い時代(お金に頭を使わなくていい時代)という事だったのでしょうか。

  2. たくわん より:

    初めまして。私も見てましたが、腹が立ったので途中で見るのをやめました。
    私も40代後半ですが、両親の若い頃は預金利率が桁違いに良く、保険も貯蓄性がある養老保険が売れていたと聞いています。雑誌も、いかに効率よく利息を手に出来るかという特集が組まれていました。それにバブルの頃は簡単に借金できましたから、見通しも甘くなるのでしょうね。
    不動産でも投資でも自分が勉強しないと、かえって家族や周囲に迷惑をかけてしまう事になりかねませんね。

  3. nantes より:

    >40第後半のおっさんさん
    同情の余地のある部分と、これで同情していたら悪平等で逆に不公平だろ…
    と思った部分が半々くらいでした。
    運用だけを考えれば、良い時代だったのは間違いないですよね。
    >たくわさん
    はじめまして。コメントありがとうございます。
    利率が良かったというのは聞いたことはありますが、自分にとっては知らない時代なので、いまいち実感が沸きません。下手に知らなくて逆によかったかも…

  4. りこ より:

    はじめまして。
    この「老後」の方は何才の方々なのでしょうか。まさか、80台でローン返済中な訳はないでしょうが。
    こういうテーマの番組って、不安を煽るだけの事もありますが、現役世代が何をどう気をつけたらいいかをしっかり教えてくれたり、どうすれば良かったのか検証してくれるといいけど。

  5. Rupin より:

    >両親の若い頃は預金利率が桁違いに良く、保険も貯蓄性がある養老保険が売れていた
    ・・・
    このように考える方も多いが何も行動しない人はデフレの方が有利です。
    インフレの時代に高金利で預金していた人はお金の価値が金利以上に下がり損失が
    発生したのに対して借金をして資産を築いたた人が潤いました。デフレの時代はタンス預金でもお金の価値は増加します。
    結局その時代の状況を理解し行動できなければ老後破産組に入る可能性があります。

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