家賃並みで買える不動産は相当に返済が大変

ID-100258992

賃貸マンションに住んでいると、とにかくよく分譲マンションのチラシが投函されます。マーケティング上は、格好のターゲットなのでしょう。最寄りの物件はもちろん、最寄駅から5駅分ぐらいの地域で販売されているマンション・戸建てが多いようです。

チラシには様々な宣伝文句が謳われているのですが、ダントツに多いのが今住んでいる家賃並みの返済で買えますというもの。返済例に使われている計算パターンもほとんど決まっています。

・変動金利
・超低金利が35年間ずっと続くという前提
・しっかりボーナス払いとなっている
・頭金はなし(あるいはごく少額)
・その他の諸経費は一切含めず

年収が高く安定した職に就いている、頭金を相当額用意できる、夫婦共働きで正社員である等の条件が揃っているのであれば、短期での返済が可能なので変動金利のリスクをとるのもアリですが、そうでない場合にはリスクが大きすぎると考えるのが無難です。そのうえで、税金(固定資産税、都市計画税)、管理費、修繕積立金、そして今後どうなるかわからない金利負担がのっかってくるので、相当に厳しい条件で検討しなければならないはずです。

また、人によっては下記のような追加負担を強いられるかもしれません。

・手当の減額…住宅手当が出ている会社であればそれがなくなる
・光熱費…広い部屋に住みかえれば、光熱費は高くなる
・交通費…バス便マンションであれば余計な交通費がかかる
・その他…共有施設の利用料、自治会費など

真面目にこういうことを検討していけば、よほどスペックに妥協しない限り、今の家賃並みで購入できる物件などほとんどない気づくはずです。本来はそこに気付いた後に、それでも新築を購入するのか、中古で妥協するのか、リスクを取れないと判断して賃貸のままにするのかを判断しなければならないはずですが、そこまでの慎重派は稀でしょう。勉強不足、時間不足、家族からの強い希望、持家への憧れ…などが重なって、最後はどこかでエイヤッ!となってしまうのが現状です(たぶん自分もそういうケースになったらそうなります)。

結局のところ営業会社が言っているような、家賃並みで買える物件などほとんどありません。
都合のよい数式に紛らわされないよう、冷静にシミュレーションしてみることが大切です。

ブログランキングに参加しています。クリックよろしくお願いします。
初めてご訪問の方はこちらをご覧下さい。

にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ 

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。