『下流老人』年収400万でも将来生活保護…を読んで

ID-100134047

本屋で下記の本が目に留まり、ほとんど衝動買いで購入。
週末を利用して読んでみました。

少し前にNHKで放送された老後破産の特集を深堀りする内容になっています。老後破産の現状や、そこに至るまでの経緯、困窮者の生活の現実、社会保障制度の在り方、生活保護の捉え方、個人としての生活防衛術などが網羅的に紹介、提言されています。

率直な感想、理解できる部分が半分、もう半分はあきらかに自己責任(老後資金の準備不足や極端な浪費、危機感のなさ、社会保障制度に対する無知)の問題と感じました。著者は全面的に困窮者を擁護していましたが…それは悪平等というものです。自助努力が意味のある社会にしなければ、活力(この場合は向上心とか競争心)など保てるはずがありません。詳しくは本書を読んでもらえればわかりますが、とてもじゃないが同情できないケースが多いです(同情できるケースもあります)。

1つ印象的だったのが、自分以外の想定外で想定外に陥るというパターン。順風満帆な大手企業勤めの正社員が突然親の介護が必要になり、失職、そして鬱状態へ。あるいはそれが熟年離婚だったり、交通事故だったり。子供がニート化、ワープワ化して実家に寄生(パラサイト)するというケースも多いようです。

家族はもちろんですが、近い立場にある親族の状況にも目を配りながら生活していこうと、教訓を得ることができた点で有意義な1冊でした。

<注意点>
この本の後半部分に「老後資金を貯めるためにどうすればよいか、銀行や保険会社のFPによく相談してみましょう」というアドバイスがありますが、これを真に受けてはいけません。営業マンの手数料獲得競争に貢献するだけです。仮に私が売り手の立場であってもそうします。くれぐれも利害関係者に相談などしないよう気を付けましょう。

ブログランキングに参加しています。クリックよろしくお願いします。
初めてご訪問の方はこちらをご覧下さい。

にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ 

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。