理想の住まいをさがす旅(28)火災保険の検討

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住宅ローンの審査には火災保険の付帯が必須です。そうでなくても持ち家ということになれば賃貸生活以上に火災保険の必要性は高まります。よく言われることですが、隣家からもらい火を被ったとしても失火責任法で当事者の責任は限定されてしまいますので、そのリスクには対応しなければなりません。

現在は割安度が極めて高いと思われる火災共済に加入してます。賃貸生活を続けるのであればこの保険がほぼベストだと思っているのですが、持家の場合は別です。共済は地震への保証・給付が薄い、10年一括契約ができない…などのデメリットがあるためです。

なので火災保険を共済から乗り換えなければならないわけですが、乗り換え先を検討した結果、セコムの安心マイホーム保険に加入することにしました。なぜコレに決めたかは後述するとして、まずは火災保険を検討するにあたって、意識したことをまとめてみます。

不要な保険には入らない
余計な保険に入ってしまうと、保険料が高くなり無駄が多くなります。余計な保険とは次の2つ。

・リスクがほとんどないもの
・リスクはあるが保険で対処する必要がないもの

マンションの場合、低層階の部屋でなければ水災保険はいりません。明確な基準はないものの、3階以上であればとりあえず心配はないと思います。念のため、近くに川がないか、地盤はどうなっているかはハザードマップで確認。我が家の場合はどちらも問題ないので、これらの補償は不要です。

管理組合の保険を確認する
さて、風災/落雷/破損などについてはどうでしょうか?一見必要そうな補償に感じますが、本当にそうでしょうか?これで被害が出る部分ってどこなんだろう…って考えた場合、以下の3つくらいしかありません

・バルコニー
・窓
・玄関 

でもよく考えると、この3か所ってマンションの場合は全部、共有部分です。
共有部分であるからこそいろいろなルールを守らなければならないわけですが、反面、管理組合が加入している保険の補償対象内なんじゃないの?と考えました。

もちろん2次的な被害、たとえば突風が吹いて窓ガラスが割れて、そのガラスが飛び散って家財に被害が及べばそれは専有物への損傷になるので家財保険なり風災特約が必要になったりするわけですが、そもそもそんな事態になる確率ってどのくらいあるんでしょうか?

いまどきのマンションはペアガラスや飛散防止ガラスが常識です。強化ガラスまで装備しているところもある。簡単に飛び散るとは思えないですし、飛び散ったところで運悪く家財を傷つける可能性も相当低いはずです。そもそもそんなに高価な家財もないし、せいぜい数十万円の被害額しか考えられない。そういうものは保険ではなく、貯金で対応すべきです。何ともならないものだからこそ保険に頼る…という保険の趣旨にあいません。

マンションによっては共有部分であっても、別に「優先共用使用部分」などと文言を変えて居住者に負担を求めてくるケースもあるようですが、私が引っ越すマンションではそのようなことはなさそうです(管理会社および管理人さんに確認しました)。具体的に自分が懸念している事例について補償されるかどうかヒアリングしましたが、そこは共用部分なので補償対象です…との言質をもらっています。加えて念のためですが、管理組合で加入している火災保険の社名と商品名を教えてもらいました。その約款を確認することで、万全を期すためです。

これで、風災/落雷/破損、さらにバルコニー特約等についても補償はイラナイという結論になりました。

他の保険の補償内容との重複をチェック
入っておいたほうがよい保険(特約)としては、個人賠償責任保険があります。個別で入ることはできず、基本的には特約としての契約となります。日常生活でのリスクを広く補償してくれるこの保険は、適用範囲も広く限度額も大きいので、昨今は重要性を増しているとして評判です。わたしも火災共済のときは加入していました。

当然、今度の火災保険でも…と考えるわけですが、でも待てよ?と。考えてみればこの個賠の特約は私が借りた住宅ローンにも自動で付帯されているものでした。家族が対象で、限度額も高く、日常生活を広くカバーしている点で全く同じ。当然ですが重複加入する必要はありません(加入はできますが2重取りはできません)。

免責は可能な限り設定する
免責を設定すると、保険料がそのぶん割安になります。貯蓄で対応できるものは貯蓄で対応するという考えに基づけば、可能な限りは免責を設定するべきでしょう。被害額が5万、10万しかかからないものにイチイチ保険を頼ろうという考えは、どうかと思います。

結論:我が家のケースではセコムの火災保険が一番割安

必要な保険としては火災と地震、それとマンションなので上階からの水漏れ。その程度の保険で十分だと思ったわけでなのですが、いろいろと商品を検証してみると意外とカスタマイズの自由がなく、余計な補償やら特約がくっついてきてしまうパック契約(コース契約)型が多い。大手の損害保険会社はほとんどがそうです。

一方、セゾン火災なんかは、1つ1つを完全にカスタマイズできる仕様。ただし、1つ1つの単価が高いという印象を持ちました。

そんな中、セコムの火災保険で試算してみると、これが安い。水漏れまで対応させた「ベーシックプラン」を選んだ場合、他社よりも圧倒的に割安です。ただしこれには裏があり、セコム損保特有のホームセキュリティ割を適用できる物件に限られます。仮にマンションが、火災感知・盗難防止などの点で、防災システムを構築していれば適用の可能性があります(セコムの警備が入っている必要はありません)。私の住むマンションも適用可能だったので、その恩恵で割安にしてもらいました。

そのほか、耐震等級割引、築年数割引、
10年一括払い割引などが適用できたこと、免責設定が最大20万円まで可能であること(他社は10万円までが多い)、クレジット払いが可能であること、契約内容の確認がWeb上でできること・・・などが決め手となり、こちらの火災保険で決めることにしました。結果的にイラナイと判断した風災/落雷/破損/バルコニー特約に加えて盗難補償などもくっついてきてしまいましたが、それを含んだとしても他社よりも割安だったので良しとしました。

特約は2つだけ入りました(臨時費用保険金補償特約、地震火災費用保険金補償特約)。はっきり言ってなくても問題なさそうですが、保険料が1000円も変わらないこと、一種の給付金のようなものなので他の特約と比較して支給基準が緩いこと、万が一の時の安心料ということでこのくらいは別にいいかな…と

気になる保険料ですが、地震保険と上記の特約込みで42000円ほどです。もちろん賃貸生活の今と比べて上がってしまいますが、年間5000円程度であれば、なんとか許容範囲です。
※火災保険は10年、地震保険は5年の契約

ちなみに余談ですが、見積もりを取った保険会社で一番割高だったと感じたのは、某メガバンクの名前を冠した損保会社でした。こちらから何一つ頼んでもいないのに、補償内容と特約はフル装備で総額25万円の提示。見積書には”あらゆるリスクに対応できます”って書いていましたが、あらゆるリスクに対応する必要がない土地や建物や契約者にたいしても、フルスペックの補償を勧めてくるのは、いったいどういう営業姿勢なのかと疑わざるを得ません。

保険は必要なものにだけ、そして保険にしか対応できないものにだけ加入しましょう。

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