108円のATM手数料を埋めるのに必要な預金元本は1350万円

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3メガバンクや郵貯銀行が普通預金の金利を0.001%に引き下げました。いままでもよく”雀の涙”と表現されていましたが、もはや人間の目には確認できないくらいミクロですね。

個人向けの預金についてはマイナス金利にならないと言われていますが、仮にそうだったとしても引出手数料や振込手数料に鈍感な人にとっては、実質マイナスになっているとも言えます。

ATMの時間外手数料…例えば108円を稼ぎ出すために必要な預金元本はいくらでしょうか?

この金利では100万円で10円の利息なので、1000万円預け入れてようやく100円に届きます。ただし利息には税金が20%かかりますから、実利は80円。逆算すると108円の利息を得るには、1350万円もの預金を1年間寝かせる必要があります。お気づきだと思いますが、この金額ではペイオフの基準を超えてしまいます。

銀行が、破綻しないように祈りながら得られる金利が108円。
その苦労もたった1回の「油断」や「めんどくささ」であっさりとふっとぶ。

コスパの高い金融商品を一生懸命にさがすのもアリですが、こういう基本的な部分に穴があると何をやってもダメでしょう。108円という表面コストの損失を悔しがるのではなく、1350万円の機会損失を悔しがるのが正解ではないでしょうか。

金利の下げが一巡したら、今度はサービス水準を劣化させて来るのが目に見えています。金利水準だけではなく、(少なくとも自分のメインバンクの)手数料体系の動向にも注意しましょう。

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