すまい給付金の申請が超メンドクサイ【後編】

不動産/住宅購入

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すまい給付金の申請について、なにがどう面倒だったのかを具体的に書いていきます。

※中古マンションを住宅ローンを使って購入した場合のケースです
※入手難易度は個人的な感想に基づくものです

給付金申請書
給付金の申請をするためには、まず公式HPから申請書をダウンロードする必要があります。自宅にプリンタがある人は良いですが、ない人はコンビニ等で印刷しましょう。対象物件の築年数、資金の調達方法、給付金の受領方法によって使用する申請書が異なので、間違わないように注意します。

入手方法:すまい給付金事務局のHPからダウンロード
難易度:入手は容易だが種類が多くわかりにくい。書類も複数枚あり書くのがメンドウ。
入手目的:給付金の申請をするため

住宅ローン契約書
これ、結構焦りました。なぜかというと私の場合は住宅ローン契約書が紙ベースで手元になかったからです。ネット系の銀行から融資してもらったのですが、契約書もWebで確認できるという体裁でした。なので手元には、ローン申し込み書の本人控えがあるばかり。ただし、Web契約書を印刷して代用することはできません。また申込書で代用することもできません。私の場合は、銀行に直接問い合わせをして、銀行に保管されている契約書のコピーを送付してもらう必要がありました。

入手方法:契約した銀行からもらう
難易度:銀行によって異なる(Web契約書の場合は入手がメンドウ)
入手目的:住宅ローン契約の事実を証明するため

住民票の写し
転居先の役所にて交付してもらいます。先に転出届と転入届が必要です。これは簡単。

入手方法:転居先の役所の窓口で申請
難易度:簡単だが手数料がかかる
入手目的:居住地を証明するため(投資物件は給付金の対象外)

課税証明書
住民票の写しと同じく役所から交付してもらいますが、転居前の役所に行くことと証明する課税年度を間違えないように注意が必要です。私は課税年度を間違ってしまい、無駄金を使いました。。。転居先が近所の自治体とは限りませんから、転出届をもらうのと同じタイミングで揃えておくのが無難だと思います。

入手方法:転居前の役所の窓口で申請
難易度:課税を証明する年度を間違えないように注意
入手目的:所得を証明するため

登記簿謄本
正式には登記事項証明書・謄本と言います。きちんと物件が登記されているかどうかの確認のために必要です。抵当権者(第一抵当)に銀行が記載されているので、間接的に住宅ローンの事実を証明する書類でもあります。法務局(登記所)に行けば交付してもらえますが、私の場合は業者提携の司法書士を使ったので、登記完了後に司法書士から全部事項証明書を交付してもらえました。

入手方法:法務局に行くか司法書士にお願いする
難易度:司法書士にお願いする場合は時間がかかる
入手目的:登記の事実(名義)を証明するため/平米数を証明するため

売買契約書
売主との間で交わした不動産売買契約書のことです。本人控えとして手元に残っているはずなので、手間はありません。なくすとエラいことになるので絶対に無くさないように!

入手方法:売買契約時に売主(もしくは販売代理)から交付
難易度:簡単
入手目的:売買の事実を証明するため

中古住宅販売証明書
すべての書類の中でこれが一番メンドウでした。私の場合はマンションの売主がJV(複合企業体)だったので、対象が複数だったからです。念のため、すまい給付金事務局へ「売主が複数ある場合は代表する1社の証明書で大丈夫か?」と問い合わせましたが、「全社から用意してください。例外は一切認めません」との返事。業者によっては発行手数料を取るところもあるので、「対象者が複数あると手数料負けしてしまわないか?」と聞いたところ、「手数料についてはあくまで業者判断なので事務局は介入できない」とのこと。これだけを書くとお役所的な冷たい対応だと思えなくもないですが、こういうものは例外を認めると収拾がつかなくなるので、妥当な対応でしょうね。。。(ただしこの辺で申請自体が面倒になってや~めた!となる人はいると思います…笑)

仕方がないので、私は全社に対して「販売証明書が欲しいので発行してください」とメールしました。しかし複数社あるので対応もまちまち。たとえばA社は「すぐ用意します」、B社は「担当に確認します」、C社は「販売代理に確認して下さい」…等々。D社にいたっては返事もなし(泣)。この辺については対応が統一されていないんでしょうね。。。

でもこの後A社が神対応をしてくれました。各社の対応がバラバラだったのでどうしたものかと相談したところA社の担当から販売代理のZ社に対して、売主全社分の販売証明書を用意するよう指示を出してくれたのです。A者は複合企業体のの筆頭企業だったのでその辺の責任感はあったようですし、購入者から同じような質問を何度か受けているとも言っていたので、対応ノウハウもあったのでしょう。発行手数料も郵送代も一切不要とのこと。とにかく助かりました。相談から手元に届くまで3週間を要しましたが、なんとか無事に入手できました。

私の失敗としては、この証明書を売買契約後に発行してもらおうとしたこと。マンションのモデルルームで「給付金の申請もするので事前に用意してください」と言っておけば、このような手間はなかったかもしれません。

入手方法:売主
(あるいは販売代理)から交付してもらう
難易度:売主が複数いる場合はメンドウ
入手目的:中古物件であることを証明するため

給付金受取口座確認書類
通帳のコピーを添付します。通帳レスの場合はWeb画面を印刷します。特に指定がないのでキャッシュカードのコピーでも大丈夫だと思います。

入手方法:自分で用意する
難易度:簡単
入手目的:給付金の入金口座を指定するため

建設住宅性能評価書
この書類ですが、以下の3種類の証明書でも代用可能です(4つのうちどれかを用意する)。
・既存住宅売買瑕疵保険付帯証明書
・既存住宅性能評価書
・住宅瑕疵担保責任保険付帯証明書
私の場合は「建設住宅性能評価書」が手元にあったので、これを申請書類として使うことにしました。購入した物件が給付条件に適合しているかをチェックするための書類です。

入手方法:販売業者に交付してもらう
難易度:書類によって異なるかも
入手目的:購入物件が給付条件を満たしていることを証明するため

これでよーやく全部揃いました。。。
はっきりいって、もう2度とやりたくないぞ。

確かに給付条件に適合しているかどうかについて厳正に審査するためにいろいろな書類が必要なのはわかりますが、もう少し何とかならないですかね。。。

最後に1つだけアドバイスを。

各書類には鮮度の有効期限があるので(たとえば登記簿の場合は3か月)、必要な書類が多いからと言ってダラダラ用意していると、一部が有効期限切れとなりもう1度発行が必要になったりして無駄な労力を費やすことになります。入手時期が読めない「中古住宅販売証明書」を軸として、これが入手できたら面倒でも他の書類を一気に揃えることを強くお勧めします。

私の個人的な感想としては申請は相当にメンドウでした。でも権利を放棄したくない一心で、なんとか給付までたどり着きました。失敗談も含めて少しでも参考になれば幸いです。

コメント

  1. すず より:

    すみません、流し読みでのコメントですが…。
    マンション購入時に司法書士に頼めることは自分でやって、後は全部販売業者にさせた方がよさそうですね。
    自分が購入するときの参考にさせて頂きます。
    いつも有意義な情報と非常にまとまって分かりやすい記事を書いていただいて助かっています。
    これからも更新を楽しみにしています。

  2. nantes より:

    すずさん
    >マンション購入時に司法書士に頼めることは自分でやって…
    この部分ですが、契約書によっては「業者が指定する司法書士が…」となっていることが多いので、自分でやることがムリな場合も多いです。やろうと思えばできるかもしれませんが、労力を考えると現実的ではないかと。。。 

  3. 煙々 より:

    大変なんだろうけど、少し羨ましい。
    私が去年購入したマンションも手続きの手紙がきており、戻ってくるならがんばっちゃうぞ!と意気込んで電話で手続きを確認したまではいいのですが、最初の条件で該当しません・・・と。もう、肩透かしでしたね。

  4. 田口宗勝 より:

    すまい給付金は、利用が低迷しているようです。
    http://www.hokuyonp.com/2016/06/08/

  5. nantes より:

    >田口宗勝さん
    リアルタイムな記事をありがとうございました。
    やっぱり利用率は低迷しているんですね。。。
    最大の愚策とまでは思いませんが、確かに筋の悪い政策だとは思います。

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