近くの病院の差額ベッド代と自分の入院スタンスを確認しよう

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きのうのネタの続きです。

入院時に支払う差額ベッド代は実際いくらかかるのでしょうか?

こういうものは実際に調べればすぐわかります(逆にホームページに料金を公表していない病院は止めたほうがいいと思うな…)

下記は、私の家の最寄りの病院(大学附属病院)のケース。
金額は税込みです。

特別室S(1日につき54,000円)
特別室A(1日につき37,800円)
特別室B(1日につき32,400円)
特別室C(1日につき21,600円)
個室A(1日につき16,200円) ~ 個室F(1日につき8,640円)
4人部屋(1日につき5,400円)
普通室(大部屋) 0円

さすがに特別室Sは高いですが、応接セットあり/控室あり/バス、シャワー、トイレ/有線LAN/テレビ(32型/16型テレビ)/DVDプレーヤー/羽毛布団/キッチン/冷蔵庫ありです。また、専用駐車場(無料)がついており、付き添いの制限もありません。入院食は特別仕様。広さは60㎡。

1ヵ月入院するとそれだけで160万円ですが、「入院しながら仕事ができる(指示を飛ばす)」「手厚い福利厚生(休業補償)がある」「数千万単位で貯金がある」などの経済強者であれば、あり得ない選択肢ではなさそうです。

対して大部屋はいくら入院しても0円ですが、当然のように設備は最低限しかなく、しかもテレビの視聴には有料カードの購入が必要ですと注意書きがありました(金額は不明)。お見舞や付き添いも面会時間などの制限があり、駐車場も有料です。経済的には間違いなく助かりますが、入院中の不自由やプライバシーのなさを考えると、本当にオトクなのかは疑問です。

私の差額ベット代に対する考え方
私の差額ベッド代に対する考え方は次のようなものです。家族も基本的には同じ。

・短期入院の場合は、費用を気にせず環境がそれなりによさそうな個室に入る
・長期入院(1か月以上)の場合は、費用を気にしながらも個室に入る

上記の例で行くと、短期入院の場合は個室AでもOK。長期入院の場合は期間にもよりますが、個室E,Fあたりが理想でしょうかね。実際に空いているかどうかはわからないのでその時次第ですが。特別室は明らかに余計な設備が多すぎるので、カネの面でも設備の面でも庶民には無駄です…

良くも悪くも親戚づきあいで医療保険に入ってしまっているので、日額で出る入院給付金は差額ベッド代の費用として補填してやろうと考えてます。医療保険がなかったらそこまで強気には出れませんが…

一番あり得ないのが、個室じゃない部屋(4人部屋)で差額ベッド代を払うこと。一体、何に対して払っているのかわからないのが気に食わない。4人部屋でも6人部屋でも変わらないだろ…と。だったら何人部屋になろうと無料のほうを選びます。

差額ベット代を安易にタダにできると思わないほうがいい
患者が望まない場合、病院の都合で個室が用意される場合は差額ベッド代を払わなくてよいことになっています。でも実際には、安易にタダにできると思わないほうがいい…というのが私の結論です。

・病院によっては対応が冷たくなる(最悪の場合、入院拒否)
・入院時に病院側と交渉する精神的余裕があるとは限らない
・大部屋生活には相応のストレスがかかる
・平均入院日数は減少傾向(入院させたがらない)

法的には…とか、厚生労働省の通達では…というのは正論ですが、病院側にも経営方針があり、また実際に治療に携わる人間の機嫌を損なうのは、本当の意味でトクとは限りません。。。差額ベッド代のかからない部屋を親切に案内してくれる病院もあるとは思いますが、それを事前に知る(しかも健康のうちに知る)のは、業界人でもない限り難しいはずです。私は必要コストと考え、払うつもりでいます。

差額ベッド代を払わないようにするための武勇伝や、払わなかったことによって病院側に冷たくされたという事例はネットで調べてばいくらでも出てきます。1つ1つの信憑性はわかりませんが、どちらにしても相当なストレスがかかるのは間違いありません。

差額ベッド代に対する考え方は人それぞれ。経済事情も経済観念も違うわけですから、何を選ぶのもその人の自由だし、正解も不正解もありません。環境を優先するか、経済性を優先するかだけの違いです。ぜひ、最寄りの病院(できれば病室の種類が豊富な大病院)の差額ベッド代と、自分の入院スタンスを確認してみることをおススメします。

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