NHKスペシャル「あなたの家が危ない」を観て確認したこと

不動産/住宅購入

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NHKスペシャルあなたの家が危ない 熊本からの警告を観ました。

冒頭から、耐震基準を満たした築10年の家が崩壊という衝撃の映像。別では築5年の家も大破。

耐震基準を満たした家の多くは倒壊を免れていますが、直下率(1階と2階の柱の連続性)が低い家については、損傷が激しかったと紹介されていました。デザイン性や開放感を優先しすぎると、耐震性が落ちてしまうというトレードオフの関係。

ちなみに直下率についてはルール化されていないとのこと。
耐震基準の盲点ですね。

番組後半では耐震基準を満たしているマンションについても、安心ができないと警告されていました。
まず地域ごとに異なる建築基準(地域係数)が設定されており地域によって耐震性に格差があること。そして最新の免震対策を施しているマンションであっても長周期地震動については弱く、隣の建物との間が狭いようだと衝突からの建物損傷が考えられるとのこと。

そもそも地震のメカニズムは完全に解明されていないし、どこでいつどのくらいの震度で発生するかもわかりません。絶対的な安全などありえないし、結局はどんなに最新の技術を詰め込んだところで、自然の叡智には勝てません。

こういう番組を観たからといって、もう買ってしまった人間から見れば家の安全性が高まるということはありませんが(これから買う人は参考にすべき)、だから何もしないということではなく自分の家について以下の3点を早急に確認するよう提案したと思います。

  1 最新の耐震基準(平成12年以後)を満たしているか
2 構造上どのような工夫がされているか
3 地域係数はどうなっているか

私の家の場合

1 平成12年以後に建てられたものなので、最新基準は満たしています

2 100年コンクリート/住宅性能評価劣化対策等級3/ダブル鉄筋
建築基準法を上回るかぶり厚を確保/水セメント50%以下/溶接閉鎖型筋…など

3 地域係数1.0(最高は1.0)

地域係数についてはこちらで調べられます
地域別地震係数(国土交通省告示1793号)

結果は以上の通り。ただし手抜き工事がされていた場合はお手上げですので、これ以上は業者を信頼するしかありません。そして耐震基準や構造の工夫についても絶対に安心というわけではなく、ないよりはあったほうがいいという程度に考えておきたいと思います。

これから家を購入する方へのアドバイス
2つあります。

地域係数が劣後しているところでの購入は慎重に判断する
ただし自治体や業者が別に定めて地域係数を上げている可能性があるので、確認してみてもよいかもしれません。自治体の支援がない場合は自分で追加のコストをかけて耐震性を強化するか、割り切るしかない。

本当にマイホームが必要なのかを考えてみる
災害発生時のある種の気楽さは賃貸住宅の最大の強みです。ファミリータイプであっても割安な賃貸住宅が十分に確保されている地域であれば、再検討の余地があると思います。

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