「歯の保険」は検討に値するのか【後編】

税金/年金/保険

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私が「歯の保険」に加入する必要がないと思った理由は3つあります。

そもそもたいして治療費がかからない
私は過去2年間欠かさず歯医者に通いましたが、結果的には大した費用は掛かりませんでした。歯科矯正費や保険対象外の被せ物を施しましたが、年間10万円ほどでした。

10万円は大金ですが、保険で用意すべき金額とは思えません。もちろん金額によっては医療費控除の対象となります。ただし、保険の給付を受けてしまうと控除を受けられなくなります。

プランに自由度がなく融通が効かない
プランは3タイプあるものの、それ以上のカスタマイズはできません。たとえば保険診療は給付対象外でいいから自由診療分だけを手厚く保証したい・・・と考えたとしても、対応不可です。おそらくインプラントまでは必要ない(あるいは利用したくない)からそこはカットして、代わりに詰め物、被せ物の給付金を厚くしよう・・・ということもできません。

一般的な医療行為と違って歯科治療の場合は、ある程度患者のほうに治療方法の選択権があります。ただ、そこで有利に選択されてしまっては保険会社としても商売にならないので、こういった型にはまったプランしか提供できないのでしょう。

付帯されている交通傷害補償は他の保険と重複する
この保険には共通特約として交通傷害補償が付帯されています。死亡及び後遺症が残った場合は給付金の支払いがあるというものですが、これらは一般的な生命保険や医療保険、損害保険でも補償対象となっている場合が多く、重複している可能性があります。私の場合は、団信保険(住宅ローン)の契約の中にこの補償が含まれていました。

保険契約において、保証の重複は単純に無駄です。

今後の新商品の開発に期待したい

以上3つの理由により、加入する価値は低いのではないかと判断しました。ただ、この分野の保険は登場したばかりで、競合他社も多くありません(あまり儲からないから?)

とはいえ、虫歯に悩まされている人は多く、またコンビニより多いと言われる歯科医院の質の低下が指摘されている中ですので、費用を気にせず治療したいという潜在的なニーズは大きいような気がします。

繰り返しますが私としては興味がある保険種類なので、今後の新商品の開発に期待したいところです。

コメント

  1. 通りすがり より:

    こんにちは。いろいろな記事を楽しく拝見しました。
    歯の保険は私もいろいろと検討しましたが、ブログに記載されている内容に加えて致命的な欠点があります。
    それは、わざわざ虫歯になることを期待して保険をかけるより、虫歯にならないよう定期健診に行った方が安いということです。
    3か月に1度の定期健診とクリーニング(2,500円×年4回=年間10,000円)を怠らずにやっていれば、保険料(お手頃、30代以降として年間21,430円)よりも定期健診代のほうが安くなります。
    歯の状態が安定しているものの虫歯になりそうな気になる歯があれば、その治療のための保険として有効かもしれませんが、健康な歯を持っている人にはほぼ無縁です。
    終身保険のように若くから加入したらそのままずっと安いというのであれば検討してもいいかなと思いますが、1年毎の更新日時点の満年齢に応じて保険料が変更になるということなので早くから加入するメリットもありません。
    他に交通事故で歯が欠損した場合の補償がありますが、他契約の普通傷害保険や自賠責保険が適用できれば抜根治療した歯の本数に応じて後遺障害補償(3本以上なら後遺障害14級、5本以上なら13級など)や、通院日数に応じた給付金をもらえるため歯専用の保険でわざわざ準備する必要もありません。

  2. nantes より:

    通りすがりさん
    コメントを見ていろいろ考えさせられました。確かに定期健診代<保険料 ですよね。。。私の場合は噛み合わせが悪く、そのためどうしても虫歯になりやすかったのですが、矯正をしてそれも改善されたので今はイラナイかな…と思ってます。
    >1年毎の更新日時点の満年齢に応じて保険料が変更になるということなので早くから
    >加入するメリットもありません。
    これは盲点でした。。。余計に加入する気をなくしました(笑)

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