読書感想文『ズボラでも「投資」ってできますか?』

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先日の飲み会でお会いしたFPの高橋忠寛さんの著書を拝読しました。
同じズボラというキーワードを使っています。

他にもこのズボラというキーワードを使って投資本や雑誌コラムを掲載している人を散見します。狭い範囲の話になりますが、金融業界的には今年の流行語になるんじゃないか!というくらいの勢いですね。



本の内容は至極まっとうだと思います。特に印象深かった点を抜き出してみると・・・

・売り手からの情報が偏り過ぎている

・アドバイザーの「立場」と「専門性」に注意

・お金を守る=生活を守る=人生を守る=金融リテラシーは一生の財産

・世界のGDPは8,000兆、日本のGDPは500兆

・投資成功の法則は、「とにかく始める」「ゆっくり」「少しずつ」「絶対やめない」

・投資の王道は「分散」「低コスト」「長期」

この本は別に「投資」だけに特化した内容とはなっていません。後半には「保険」だったり「不動産」に関する解説も出てきます。保険の項でヒヤッとしたのは、あえて(必要性が低い)医療保険を否定しながら近づいてくるセールスマンもいるということ。必要ない保険は勧めてこないという安心感を与えさせておいて油断を誘うという高等テクニックの前には、私もなんなく騙されてしまう可能性があると感じてしまいました。怖い怖い…

内容的にはズボラ投資術よりも広くかつ深いので、読む順番があるとすれば先にズボラ投資術、そのあとに本書ということになるかと思います。

個人的には不況の時、もっといえば金融恐慌のようなときに有料相談業だけで業務を継続できるのかどうかという点が気になりますし、非常に興味があります。イザとなれば業界に魂を売ってしまえば生活を守れるわけですが、そういった変節は感情的には許せないという意見も多いかと思います。ただ一方で営業活動の自由というものも保障されているわけですから、その点も留意しなければなりません。情報の受け手としては、そういった部分も考えながら、賢く利用していきたいものです。

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