NISA枠120万円は憎いほど絶妙なライン

時事(マネー系)

NISAの非課税上限が120万円にアップするという話が聞こえてきました。同じくジュニア版NISAの創設も議論されているようです。

結論や時期については具体的なソースを見つけられなかったのですが、ほぼ確定の情報のようです。

私としては来年から即変更されるとは考えていないのですが、定められた非課税枠についてはぜひ限度額まで投資したいと考えています(議論の余地はあるでしょうが素直にもったいないという感覚)。

年間120万円というと、月平均10万円の資金が必要となりますが、私の立場ではこの金額を準備できるかどうかは非常に微妙。

今年に限っていえば2015年のNISA枠のために、毎月コツコツと積み立てをしており、いまのところは計画通りに準備が進んでいますが、2016年枠以降はほとんど未計画です。

1番に考えるべきは日々の生活費であり、NISA投資の為にそれを犠牲にする必要はありませんが、NISA枠を使い切りたいというモチベーションが、強制貯蓄効果や節約効果を生み出すことも十分に考えられます。

これが非課税枠240万とか、そういうレベルになってくると完全に相手にできませんので素直に諦めがつくのですが、120万円というのは微妙!手が届きそうだけど簡単ではない…という絶妙な難易度がなんともいえません。

私の年収は400万円程度ですが、この年収は一般サラリーマンのボリュームラインだという統計もあります。まさか、このラインの世帯がぎりぎり捻出できる金額を計算していることはないかと思いませんが、無意味に100万円、120万円という額を設定しているわけでもなく、金融庁や金融業界の狙いを考えても仕方がありませんが何らかの思惑はあるはずだと邪推しています。

消費増税や社会保険料のアップなど、暗いニュースばかりが目立ちますが、住宅ローン控除の拡大(すまいの給付金も創設されました)や、ふるさと納税の控除上限を2倍にする議論があったりと、庶民に優しい制度変更もゼロではありません。

 

情報感度を磨いて、うまく使い分けができるかどうかにかかっていると言えそうです。

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