守るお金の流動性を高めよう

預金・債券・社債

リスク資産と安全資産の目標割合を6:4に設定しています。この場合のリスクと安全の基準は、元本保証があるかないかです。

30歳という年齢を考えれば、もう少しリスクをあげても良いのかもしれません。(100-実年齢)%が、リスク資産へ投じていい資産比率と書かれている本もあります。

人それぞれ違うと思いますが、自分の場合はリスク資産が6割を超えてくると、精神上穏やかに生活できなくなるのではないかと思います。

守るお金の運用において重要なのは、流動性です。

急な出費や、急な暴落市場の際に迅速に資金を拠出できなければなりません。そういう意味においては、現金やMRFがダントツの使い勝手ですが、この2つには金利を期待できません。

かといって、個人向け国債10年物では長すぎる…10年も低金利の国債に資金を拘束されるのは、機会費用の損失にしかならないと思います。トリプルAの国債ならいざ知らずですが。。。

結局、生活防衛資金のみ普通預金で確保し、それ以外の安全資産については、短期国債や、定期預金(1年以内)、短期社債(SBI債)などで保有するのが一番賢明なのではないでしょうか。ちなみに仕組み預金は満期を選択できないので、ダメです。

私の場合は、定期預金(3ヶ月もの)で金利0.45%を確保しています。
また1年もの定期預金は金利0.35%で預け入れています。
※住信SBIネット銀行(キャンペーン金利)

これらの定期をタイミングをずらして設定すれば、流動性を高めることができます。資金を小分けにする事で、中途解約の際の金利の取り逃しも防ぐことができます。

流動性を追及するのであれば、下記のような超短期定期を候補に取り入れても良いかもしれません。一応定期預金ですので、普通預金と比較すれば、十分な金利を得られます。

1週間円預金(東京スター銀行)
http://www.tokyostarbank.co.jp/campaign/1week/index.html?ai=yen-ok-008521

2週間円定期(新生銀行)
http://www.shinseibank.com/powerflex/yen/yen_2weeks/

 

いくら元本が保障されていても、十分な流動性が確保できなければ、宝の持ち腐れになってしまいますので、安全資産ほど、流動性を高める必要があるかと思います。

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