日本はもう国としては成長しないが企業は成長する

時事(マネー系)

7~9月期のGDPが発表されました。3四半期ぶりのマイナス成長とのこと。

暗い話になってしまいますが、素直なことを言ってしまうと、私個人的には、日本の国としての経済成長についてはもう期待していません。そう思っていても、あえて言わない学者や経済人も多いのではないでしょうか。

いまは低成長ながらもプラス経済が続いている感じですが、人口減少が本格化する2020年以降は、潜在成長率がガタ落ちします。良くても0%成長、それどころか慢性的なマイナス成長時代が訪れる可能性が高いのではないでしょうか。

第一の原因は、生産年齢人口が国全体の人口減少ペースを大幅に上回ること。急激な少子高齢化社会の到来は、間違いないく経済にマイナスです。

第二に、国の財政のますますの逼迫。財政破綻する可能性こそ少ないとは思っていますが、確実に税は重くなっていきますので、日本人の安全思考に拍車をかける格好です。

お金が回らない経済体に活力は生まれません。

ただ、国としての成長は無理でも企業としての成長はまだまだあるはずです。グローバル市場で果敢に戦っている日本企業については、今後の展開についても期待していますし、勝ち抜けると思っています。だからこそ日本の企業に投資していますし、応援買いも盛んに行う決意です。

英国のように経済力を失っても、株価は上昇を続けている国もあります。日本も同じような途を辿る可能性は充分に考えられるのではないでしょうか?

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