効果がわかるものは節約し、わからないものにこそ費用をかける

最近、本棚の中に眠っている本の再読を進めています(中には積み上げただけで呼んでいないものも…)

以前読んだ以下の本に、気になるフレーズがありました。

効果のわからないもののの代表格は、子どもに対する教育費でしょうか。愛情やお金をかけたところで、それが確実にリターンにつながるかどうかは不明確ですし、そもそも何をもってリターンだと考えるのかも、定まっていません。一流大学を卒業させても、私の世代のように就職氷河期に見舞われるかもしれませんし、就職ができたとしても心が病んでしまったり、業績不振で倒産してしまうかもしれません。…というか、勤め人ではなく、手に職を持ちたい、起業したい、プロの〇〇になりたい…と夢を描く可能性もあります(それはそれですばらしいことですが、普通に働くよりも覚悟が必要です)。私は教育費については、聖域化するつもりはありませんが、やはりそこそこかけてあげたいとも思ってます。

同じように自分に対する投資、いわゆる自己啓発なんかも効果の見えにくい支出でしょう。成果が上がるかどうかは本人にもわかりませんし、いくら努力してもかなわないこともあります。どんな失敗を糧にして…というのは簡単ですが、失敗の連続、いつまでも成果が上がらないのに淡々と続けられるほど、強い人間ばかりじゃないですしね。

他には、健康に対する支出というのもありそうです。健康に留意し、食事や運動に気を付けたとしても、病気になってしまう人はいますし、その逆もありえます。遺伝、体質、労働環境などに左右されることもあるでしょうから、(ある程度の予防はできるとしても)必ずしも成果が上がる、効果が見える支出ではありません。

こういった分野の支出について筆者は、あえて金を使えと主張しています。これについては、私もそう思います。効果がわからないから避けたくなる気持ちもわかりますが、投資をしないと100%成果は上がらないことだけは確実ですからね。

効果がわからない分野は、逆をいえばリターンも大きい分野ということです。リターンを追うためには、ある程度のリスク(この場合はコスト)を費やさなければなりません。その点を意識し、メリハリのある支出を心掛けていきたいものです。

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