そういえば軽減税率ってどうなった?

先日、日経新聞に、来年10月から導入される軽減税率について小売業(小売店)のレジ改修が進んでいない…という記事が掲載されていました。

こちらが該当の記事です。

小売店のレジ改修、2割止まり 軽減税率対応進まず

私は恥ずかしながら、軽減税率の適用が既に「確定」しているとは知りませんでした。そういえば消費税が10%に増税されるのは来年10月。既に1年を切っていますので、準備する時間を逆算すると制度が決まっていなければおかしいですよね…

…ということで改めて軽減税率の制度を確認してみます。

国税庁の軽減税率を説明したページに、以下の資料がありました。ややボリュームがありますが、情報のソースとしてはもっとも確実かと思います。

消費税の軽減税率制度に関するQ&A (制度概要編)

要約すると、まず軽減税率が適用される品目は以下の2つのみです。

 ・飲食料品(酒類を除く)

 ・週2回以上発行される新聞(定期購読契約に基づくもの)

ルールがいろいろと細かいのですが、たとえば飲食料品の場合、外食やケータリング、工業用の原料として提供するもの(塩など)、飲み薬などは対象外。ただ、ケータリングが対象外なのに、宅配は対象になっているなど、理解が難しい点もあります。

新聞については、近所の販売店と契約し毎朝届けてもらう新聞であれば対象ですが、駅やコンビニで売っている新聞については対象外。

一物一価の法則に反している様にも見えますが、本体価格の部分ではなく税額の部分に差が生じているだけなので、ギリギリセーフということでしょうか。

個人的には軽減税率の導入は反対

普通に考えると、あんまり筋がいい政策のようには思えません。購入側は計算がめんどくさい程度で終わりかもしれませんが、売り手側はレジの改修、請求書の分別、帳簿方法の変更、従業員への教育など、手間ばかりがかかるという印象です。そしてその申告が本当に正しいのか、チェックする行政側の手間も多くなりそう。品目を誤魔化して不正を働く輩も出てくるのではないでしょうか。確信犯じゃなくとも、いつの間に、知らないうちに…ということも出てきそうですね。

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