『文藝春秋』の資産運用広告は読むに値しない

愛読書とまではいかないですが、たまに月刊雑誌の『文藝春秋』を読むことがあります。書店で売られているときに、テーマが面白そうな場合に買ってみる感じです。

サイズ的に読みやすい(持ち運びやすい)ので、暇つぶしにはもってこいです。軍事、皇室、芸能関係、医療など、私的にはあまり興味がないジャンルも取り扱っているのですが、買った場合は、そういう記事でもすべて目を通すようにしています。単純にせっかく買ったんだから…という貧乏根性の部分と、読んで見たら意外と面白かった、為になった…ということが往々にしてあるからです。

しかし、この文藝春秋。定期的に資産運用関係の広告(おもに投資信託や不動産投資)が掲載されていることがあるんですが、そこで紹介されている商品はひどいの一言。

なんとかディレクターとか、エグゼクティブ何とかとか…横文字の肩書を持つ役職者が得意気にこれからのおススメファンド、注目の金融商品を語り、「お客様のニーズにあった最適な資産運用をご提案します」的なことを強調しているというパターンなんですが、いつも紹介されるファンドは、そもそもノーロード(購入手数料がかからないもの)ではない上に、信託報酬が1%、下手すれば2%を超えるようなボッタクリのファンドだらけです。不動産投資についても、ワンルーム投資マンション等、専門的な知識が必要なものが多く、到底「誰にでも」勧められるものではありません。

他にも様々な金融商品が紹介されていますが、どれもこれも検討に値しない、あるいは素人が下手に手を出したら火傷だけではすまない…下手な横好きながらも投資歴10年以上の私でも躊躇してしまうような怪しげな商品ばかりという印象です。

因みに私が知る限りにおいて、コストが割安でかつ当然のようにノーロードであるようなインデックスファンドの紹介記事は、見たことがありません。そのうち掲載されだろう…とは思っているのですが。

読者層に富裕層が多く、また読者の7割以上が50代以上ということもあって、いわゆる「余裕がある世代」が多く、売り手側からすれば格好のターゲットなのかもしれませんね。

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