【朗報】iDeCo(個人型確定拠出年金)掛金枠が増額の方向で検討

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iDeCo(個人型確定拠出年金)掛金枠が増額の方向で検討

本日の日本経済新聞に取り上げられていましたが、厚生労働省で執り行われている社会保障審議会企業年金・個人年金部会で、iDeCo(個人型確定拠出年金)掛金枠が増額の方向で検討されているようです。

資料の分量が多くてわかりにくいのですが、具体的な変更例を下記リンク先の資料1(P27)にて確認することができます。

確定給付企業年金(DB)導入会社での拠出枠を最大2万円に拡大か!?

具体的には、確定給付企業年金(DB)を導入している会社・団体の拠出可能枠を現行の1.2万円から2万円まで拡大するという案が検討されているようです。

個人的には私もiDeCoを利用しているものの、この1.2万円という枠に縛られています。全力で活用しても、年に14.4万円ほどしか掛金を拠出できず、掛金の全額が所得控除になるという恩恵を感じにくい状況になっており、ポジショントークにはなってしまいますが今回の拡大案は素直に朗報です。

改正の目的は不公平感の是正? でも本当は…

企業団体ごとに異なる拠出額からくる不公平感を是正していくことが目的とされていますが、一方で、自助努力に対する支援を国民が公平に受けられるようにするための仕組みづくりとして提案されている側面もあるようです。

老後のための資金づくりの追い風になる一方で、公的年金を当てにしてもらっては困る(代わりに私的年金のiDeCoを活用してね)という政府の意図が透けて見える感じがしますね。

政府の意向はどうあれ、iDeCoは活用するしかない

結論ですが、政府の意向はどうあれ、iDeCoは明らかにメリットが大きい制度なので、全力で活用すべきです。同じ非課税制度にはNISA(小額投資非課税制度)もありますが、掛金自体が控除対象となるiDeCoのほうが、(特に現役世代にとっては)優先度は高いと言えます。

ここでiDeCoの代表的なメリットを簡単に整理しておきます。

メリット1 掛金の全額が所得控除(所得税・住民税が安くなる)
メリット2 運用益が非課税(通常であれば運用益に対して20.315%が課税)
メリット3 受取時にも控除枠あり(退職所得控除もしくは公的年金等控除)

 

積み立てているときの税金は優遇され、儲けも非課税、受け取るときも所得控除の恩恵があるのであればやらない手はありません。唯一のデメリットは60歳まで引き出せない!ということですが、もともとの目的が老後のための資産形成ですから、これをデメリットと感じるような運用をしていては本末転倒です。

また運用で損をする可能性があるのもデメリットの1つとして紹介される場合もありますが、どうしても損が嫌なのであれば、元本が確保されている定期預金を選択すればいいだけ。リスクを取っていなのでリターンは望めませんが、掛金が控除できることに変わりはないので、銀行に死に金を積んでおくよりは相当にマシです。

 

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