マネックス証券で積立投資をしていた「日興ユーロMMF」ですが、12月6日に運用難による繰上償還が実施されることになったため、全額売却しました。
売却レートは103.05円です。
振り返ってみると初めてユーロMMFに投資した際のレートは、手元の記録によると1ユーロが127円のときでした。その後、ユーロ圏の信用問題が顕著化する度に切り下げ、ピーク時には90円台半ば
までユーロ安が進みました。
現在はやや持ち直して、100円台の前半となっています。
外貨MMFの償還については、正直なところ想定外でした。
どれだけユーロ安が進もうとも、積立投資を実施していく予定でしたので、完全に虚を突かれた感じです。他の方の投資ブログなどを見ても、想定していた人はほとんどいなかったようですので、かなり意外な展開でした。
当然、当初から比べると約2割の強烈な円高に見舞われていますので、今回の売却で損失確定(損切り)となります。それでも下げ局面に強い積立投資と、90円台に突入した際の追加購入の成果もあり、損失率はわずか2%で収まったのが幸いです。
当面の間、外貨MMFは米ドル、豪ドルの2通貨のみの運用とします。来週に現金化されるユーロMMFについては、インデックス型の債券ファンドに投下しようと思います。
何はともあれ、欧州危機から一抜け出来たような気がして、気分が軽くなりました。
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