【新婚旅行 PART1】イタリア周遊旅行(旅行記&会計報告)

雑記(プライベート)

結婚して2ヶ月あまりが経ちました。結婚前に同棲していたこともあり、あまり生活に変化はありませんが、ようやく実感が沸いて来ました。

新婚旅行ですが、7泊8日でイタリアに行ってきました。

イタリアを選んだり理由は、一度は訪れてみたかったこと、魅力的なプランがあったこと、そして何といっても、昨今のユーロ安が決め手でした。

早期予約の「早割り」と会社の福利厚生を使用して、旅行代金を抑えることにも成功しました。また、会社の慶弔休暇の制度をフル活用することで、有給扱いで旅行に行くことができました。

周遊値は首都ローマの他、ナポリ、ポンペイ、フィレンツェ、ピサ、ヴェネツィア、ベローナ、そしてミラノです。発着は成田空港ですが、うちの家からは40分程度なので、アクセスも非常に楽。

備忘録として旅行記を書きたいと思うのですが、その前に1つだけ分かったことがあります。それは自分の体が日本食で作られていたと言うこと。ツアーの内容を考えると仕方がないところがありますが、毎日のようにピザ、パスタ、そしてふんだんにオリーブオイルを吸収したためか、旅の途中で体調を崩してしまいました(高熱が出て最終日はかなりしんどい思いをしました)

 

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旅行記

ナポリ

始めに訪れた街がナポリ。「ナポリを見て死ね」という言葉があるとおり、風光明媚な場所として有名…という話でしたが、実際は積年の課題であるゴミ問題が影を落としており、その影響が街中でも垣間見えました。

それと基本的に治安が良くないので、現地ガイドさんからの指導で車窓観光だけとなりました。

ローマ、ミラノに次ぐイタリア第3の大都市ですが、先行きは大丈夫なのでしょうか?あとから訪れたミラノと比べると、目に見えて格差を感じました。

▼ヌオヴォ城(Castel Nuovo)

ナポリ近郊のポンペイ遺跡にも立ち寄りました。歴史好きの人にとっては、一度は訪れてみたい場所なはずです。遺跡は想像以上に広く、大きく、また完成度の高い街並みだったのが、印象的でした。因みにポンペイが栄えた時代、日本はまだ縄文時代でした。

▼ポンペイ遺跡(道端の石垣は横断歩道の役割があった)

 

ローマ

次に訪れた都市はローマ。イタリアの首都でいわずと知れた永遠の都ですが、基本的には観光都市であって、あまりに遺跡が多いせいか、地下鉄も2線しかなく、交通の便がいまいち。近代的なビルもミラノと比べて少なく、どことなく田舎臭い気もしました。

「コロッセオ」「フォロロマーナ」「コンスタンティヌス凱旋門」「カラカラ浴場」「スペイン広場」「トレヴィの泉」などを見学。それとイタリアではないですが、バチカン市国のサンピエトロ大聖堂も訪問しました。

▼円形闘技場(コロッセオ)

▼スペイン広場

 

ピサ

ピサはなんと言っても「ピサの斜塔」が有名ですよね。実際に見てみると、見事に曲がっているのを確認できました。

細かく言うと3階部分からはバランスを取る為に反対側に曲げているそうです。

そういう問題じゃないと思うんですが、イタリア人は修復・修繕・修理が得意な民族と言うガイドさんの案内に、妙に納得してしまいました。

▼ピサの斜塔(写真以上に曲がって見えました…)

今回は斜塔の上まで上ることができました。

ガイドさんによると夏のシーズンは混雑がひどく、入場チケットを確保できない場合が多いとのこと。あとで紹介する「最後の晩餐」もそうですが、オフシーズンだからこそのメリットを感じることがたびたびありました。

▼斜塔屋上からの眺め

フィレンツェ

続いて訪れたのが、芸術の都として名高いフィレンツェ。ルネサンス時代の有名な画家たちは、この街でメディチ家というパトロンを得て、活動することになります。

▼フィレンツェの遠景(ミケランジェロ広場より)

▼花の大聖堂(Cattedrale di Santa Maria del Fiore)

この大聖堂の他にも、「ベッキオ橋」「ウフィツィ美術館」などを巡りました。あまり大きな街ではないので、代表的なところは徒歩で巡ることができました。

 

ヴェネツィア

日付を変えて翌日は、ヴェネツィアを訪問。

都市国家ヴェネツィアについては、世界史の授業で何度も紹介されたのを覚えています。オスマン帝国が地中海を制圧するまでは、このヴェネツィアが地中海を制覇し、また東方貿易への拠点として繁栄を極めました。

予備知識としては分かっていましたが、やはり運河の街というのは伊達ではなく、自動車はもちろん、自転車の運行も全面禁止されており、水上バスやゴンドラでの移動が基本となっています。

街中は完全に迷路で、少なくて実際に1年以上住まなくては、全体を把握するのが難しいと感じました。私がイタリア観光で1つの都市を勧めるとしたら、まずこの都市になるかと思います。ほとんど奇跡に近い形で街が存在しており、歩いているだけで感動できます。

▼有名なヴェネツィアングラス

 

ミラノ

ミラノはローマに次ぐ第2の都市ですが、実は都市圏人口がローマよりも多く、イタリアの経済首都となっています。また、ローマの主な産業が専ら観光業に依存しているのに対し、ミラノは金融業や航空産業などを主軸としています。

ローマと違って街全体がとても近代的で、都会に感じました。

▼ドウォーモ

何よりも有名なのが大聖堂(ドウォーモ)ですが、想像はしていたものの、やはり圧倒的な存在感でした。内部も無料で見学が可能です。見学どころか、特に信者でなくても礼拝の椅子に座って休憩することもできます。

▼ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア

▼スカラ座

オペラの殿堂スカラ座ですが、入場する客層に金持ち臭がぷんぷんしました。みんな化粧ばっちり&毛皮のコートって感じです。。。

▼サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

サンタマリア教会では有名な『最後の晩餐』を鑑賞できました。

添乗員さんによると夏の間は予約が非常に取りづらく、ツアーでの鑑賞保障はできないとのことでした。今回も1回15分の鑑賞しか許されず、撮影ももちろん禁止という厳しい環境でしたが、一生に1度の経験ができました。

▼老舗百貨店La Rinascente(ラ・リナシェンテ)

そしてクライマックスにドウォーモの脇にあるデパートを散策。

日本のデパートとほとんど同じですが、混み方が凄い。。。イタリアは国債危機のはずなのですが、市民の表情はどこの街に行ってもいたって楽しそう。もちろん国民性の違いもあるでしょうが、悲壮感漂う日本とはだいぶ異なるようです。

 

旅行費用

最後に、今回の旅行(イタリア旅行)の会計を公開します。現地でかかった費用をまとめてみましたので、参考にしてください。

 

純粋な旅行代金のみではなく、お土産代や小遣い、燃油サーチャージ、成田空港までの交通費等、関連するもの全てを含めた総額で算出しています。
 
為替の影響もありましたが、7泊8日の欧州旅行としてはまずまずの金額で収まったのではないでしょうか(結婚式のご祝儀の範囲内に余裕で収まりました)
 

今回の旅行で工夫したことは以下の3点です。

◆ 会社の福利厚生(法人割引)を使い、ツアー代金を4万円ほど割引した
◆ 安く行けるタイミング(日曜出発)で旅行をした
◆ 海外旅行保険に加入しなかった(クレカの自動付帯&支払い付帯保険でカバー)


本格的な円安が始まる前に渡航できた
こと、そして千葉に住んでいるおかげで、成田までの交通費がそれほどかからなかったことなども功を奏した結果となりました。

冬のイタリアは日本(首都圏)よりとても寒く、また毎日のイタリアンで食欲が失せたこともあり、旅行の後半は風邪を引いた上に、熱も出してしまいました。

いろいろありましたが、良い経験をさせてもらいました。次回はいつになるか分かりませんが、また別の国へも旅行したいと思います。

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