普通に優秀な社会人が投資の基本を知らない現実がある

マネーリテラシー

昨日も休日出勤だったのですが、その際、同僚と投資の話になりました。

その同僚は早くに家(マンション)を購入し、夫婦共働きということで生活にはまったく不自由していない感じ)でしたが、そんな人でも「投資ってどのくらい儲かるの?」という話が出てきました。

非常に基本的なことですが、どのくらい儲かるかはどのくらいリスクを取るかによっても変わってきますし、買い方やタイミング、運にも左右されますので、一概に表現できるものではありません。

また、いくら細心の注意を払おうが、投資について勉強しようが、損をする可能性が0になることはありません。

この同僚は、私から見ても結構仕事はできる人です。

それなりの大学を卒業していますし、学ぶことに意欲がない人でもありません。そんな人でも投資はギャンブルと思い込み、投資に手を出していません。

あるいはギャンブルと思い込んではいないのかもしれませんが、預貯金以外の運用について、「怖さ」とか「得体の知れなさ」を感じているようです。

中間層に位置する若い人間が投資に参加しなければ、「貯蓄から投資へ」のスローガンも、掛け声倒れで終わってしまうと感じます。

 

◆ 金融業界に従事している人あるいはその家族
◆ 金融機関から営業を受けた人

 

この2つの人種以外に、自らの意思で投資を始めた人が今の日本には、どのくらいの割合でいるのでしょうか?かなり少ないのではないでしょうか?

かくいう自分も、親が金融業界に所属していますし、奥さんも証券会社勤務です。

自らの意志で投資を始めたと自負していますが、第3者から見たら影響がまったくなかったとは言えないでしょう。

コメント

  1. へっぽこ より:

    はじめまして
    正直収入が少なくてギャンブル的に株やFXに手を出す人と
    銀行員の言葉の都合のいい部分だけ鵜呑みにして退職金つぎ込んだ人以外はほぼ0な気がします
    自分の会社なんて20代の若手ですら確定拠出年金を元本保証のみに振り分けてる人ばかりですし
    投資に関する誤解が強すぎるのか、私が他の配分進めたら上司から若い連中にギャンブル進めるなとからかわれる始末です
    初等教育で投資の教育ができる人がいない以上、家庭で教育を受けた人以外はギャンブルという認識はそうそう覆らないと思います

  2. monoris より:

    >へっぽこ
    なるほど!確かにギャンブル目的という人もいますね(笑)もしかしたらその層が一番多いのかも…。指摘されるまでまったく気づきませんでした。

  3. kim99 より:

    自分の意思で投資を始める人
    儲けようと思って投資はじめて、もうけられた人は少なくて大半は挫折していると思う。
    投資とは、残りの人生の時間を有利に利用する為に投資しようとか、他人の時間を自分の財産作りに活用しようとか、世界経済の成長率の高さを利用しようとか、そういう発想ができるようになるには人生経験が必要。美徳として教えられてきた一生懸命さとどこか対立する発想をしている。
    長く続けられる投資は、一生懸命やらなくてもできないと無理なことが わかるには自分を知る為に人生経験が必要。
    成功する確率の高い投資は、資産を減らさないことを目的とした投資だと思う。減らしたくないほど資産を貯められる人ってのも少ない。貯められても、もともとなかったものだから、減らしたくないと本当におもえるか?
    相続した財産を減らしたくないと本当に思えるものか?
    リーマンショックの前からリスク資産を持ち続けられた人達ってすごいと思います。
    ジョハリ4つの窓の中で、自分も他人も知らない窓にはいるものって投資。