【免許更新】交通安全協力費は任意徴収!無理に支払う必要なし

節約術

先日、免許更新のハガキが来たので、本日免許更新に行ってきました。

免許センターが運よく自宅から30分くらいの場所にあるので、午前中だけで更新を終わらせることができました。平日も更新手続きは受け付けているはずですが、私が行ったのは日曜日。やはり会社員は日曜日に集中するはずなので、結構混雑していました。

申請書を作成し、収入印紙を買って、視力検査…講習を30分うけて終了。千葉県は交通死者数ワースト3位だからなんとか脱出したいという話を講習の担当官がしていました。比較的人口が多い県なので仕方ない気もしますが、東京より成績がわるいというのはどういうことなんでしょうかね。。。取り締まりが甘いのか、道路事情が貧弱なのか。

 

視力検査から講習をうける会場に移動する際、途中の廊下に交通安全協会の職員が並んでおり、安全協力費の入会費(1500円)を求められましたが、拒否しました。

 

この費用については任意徴収のはずなのですが、堂々と更新者に対して「1列に並んでくださ~い」…と呼びかけてくるので、何も知らないと他の人の動きに流されて並んでしまいます。

私は列を無視してそそくさと講習会場に向かおうとしたので、嫌味の1つでも言われると思っていましたが、冷たい視線を投げかけられた(気のせい?)だけで、特に問題はありませんでした。

繰り返しますが、この交通安全協力費は任意徴収なので無理に支払う必要はありません。名目は交通安全に関する事業活動、大事な子供を守るための交通教育…などと美辞麗句が並んでいますが、そのほとんどは警察OBの福利厚生費という指摘もあります。この辺の事情はウィキペディアなどにも散々書かれているので、知っている人は知っているはずです。

ただし、よくある公務員バッシングと同じでマスコミが必要以上に話を大きくしている…という可能性もあります。

一方からの情報に肩入れするのはフェアではないので、念のため帰宅してからこの交通安全協会なる団体(道府県単位の公益財団法人)の公式ホームページを確認してみました。ちなみに先に私の感想を言ってしまうと、下記の理由からこれでは世間から批判されても仕方ないと思います。

 

◆ 法人の決算資料が掲載されていない
 (協会費の使い道を追うことができない)
◆ 交通安全協会の入会率も公表されていない
◆ 財団の組織図もなければ、理事の紹介もない

 

とにかく、知りたいような情報が何も載っていません。

私は天下りには必要悪の部分もあると思っているので、数値さえ正直に公表されていれば仕方ないかな…と思う人もそれなりにはいると考えています。それが、数値すら公表すらしていないとはどういう感覚なのでしょうか。こういうことになると、天下りとか無駄遣いとか、長年にわたる随意契約とか…そういう話の前に、組織としての存在意義を否定したくなってしまいます。

そんなに必要な費用なのであれば、堂々と決算データを公表し、協力費も免許更新料に繰り入れて強制徴収すれば良いのにと思います。

違う例になってしまいますが、この辺の事情は、NHKの受信料とか、地域の町会費とか…そういうものに似ている気がします。

コメント

  1. ふわわた より:

    こんにちは。
    僕も前々からもっと透明性を良くしてもらいたいと思っていました。
    一応、交通安全のために支払ってはいるのですがここ最近は協力するのを止めようかなぁとも考えています
    負担をお願いするのであればそれ相応の結果を詳細に公表すべきだと思います。
    信用できない団体にはお金は使いたくありませんからね

  2. nantes より:

    ふわわたさん
    コメントありがとうございます。ほんとそう、透明性は確保してほしいですよね。
    特に私は普段、車に乗らない(持ってない)ので、余計にそれを感じます。
    車を運転しない以上、税の応益負担という意味では納得がいきません(応能負担
    なら仕方ないけど)。というか、税ですらないのか…

  3. 僕の場合は交通安全協力費に限らず、多くの寄付に対して否定的です。
    例えば、原発事故でわんちゃんやねこちゃんたちを助ける為の募金活動や国連を装った募金を募る物など、色々あります。
    ですが、これらは我々からはお金の使い道は見えないですし、ましてや原発事故や国際紛争などによる物だったら政治に介入しなくては解決できない物も多くあります。
    どうしても募金をするのならば、例えば地方の鉄道会社などへの寄付(秋田内陸縦貫鉄道や「ぬれせんべい」の銚子電気鉄道など)の方が地元の経済に良いと考えています。
    銚子電気鉄道の場合は経営陣の不祥事から、経営危機に陥って経営陣が退陣後は社員が「ぬれせんべい買ってください」と全国へ呼びかけたそうです。
    ただ、それでも線路内の枕木の補修など、鉄道のメンテ代をねん出するのがやっとだと言われているようです。
    地方のローカル路線だと、人口の減少などで廃線しなくてはならないケースが出てきていて、それが地元の人に影響が出ていると聞いています。
    ふるさと納税も1つの方法かも知れません。

  4. Naka より:

    はじめまして。
    私も更新でしたので行ってきましたが、払いませんといったら、受付の人が言葉を詰まらせていました。
    なんともいえない雰囲気となりましたが、払いませんでした。
    これからも不可解なところには一切払わないと決めてます。

  5. nantes より:

    >タカちゃんさん
    ホントそう思います。
    わんちゃんねこちゃん募金ありましたね。。。うちの近くでもやってました。