今朝の日経新聞の記事です。政府が子ども複数世帯を対象とした経済支援の拡充に対して、今春までに具体的な検討を始めるとのこと。
子ども複数世帯を対象とした経済支援の拡充
検討されている内容は次のようなものです。
・第二子以降の児童手当の増額
・不妊治療の助成金の拡充(所得制限の緩和)
・出産育児一時金の増額
・男性の育児休業の取得促進
・保育所の整備
・結婚促進の支援(新婚世帯への経済的支援)
現時点で自分が子育て世帯であるということで多分いポジショントークの部分が出てしまいますが、子育て世帯への支援拡充についてはおおむね賛成です(子どものために投資ができない国は単純に将来が暗いと思ってます)。
今回の提言では第二子以降を設けている世帯のみ…という縛りが存在していますが、あくまで少子化対策という名目ですからその点は理解するしかないでしょうね。
幼児教育の無償化に続く支援策に期待
こういう話を聞くと、どうせ検討だけだろう…と思ってしまいますが、幼児教育の無償化を政権公約に前倒しして実現した実績がありますから、案外期待できるかなと思ってます。
とにかく経済的に安定さえすれば結婚したい、子どもを産みたいと思っている人は多いわけですから、その点の不安を解消するしかなく、実効性については疑問の声もあるでしょうが、少なくとも政策の方向性については間違っていないかと考えます。
前述の幼児教育無償化ですが、我が家も恩恵がありました。
金銭的に助かったのはもちろんですが、なにより「幼稚園に通っている間はあまりお金をかけずに済む」という精神的な余裕が大きいです。
この幼児教育の無償化については、具体的にどのくらいの恩恵があったのかを取りまとめたので、後日記事にしたいと思います。
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