本日(令和3年7月16日)の12時よりSBI証券よりSBIホールディングス株式会社 2023/7/28満期 円建社債(第42回SBI債)が発売されます。
詳細を確認してみましょう。
第42回SBI債の概要
商品名 | SBIホールディングス株式会社 2023/7/28満期 円建社債(第42回SBI債) |
発行体 | SBIホールディングス株式会社 |
発行体格付 | BBB+(R&I) |
期間 | 約2年 |
利率 | 年0.58%(税引前)/年0.462%(税引後) |
お申し込み単位(額面) | 額面10万円以上、10万円単位 |
売出価格・償還価格 | 額面金額の100% |
申し込み期間(予定) | 7/16(金)12:00 ~ 7/27(火)14:00 |
発行日 | 2021/7/27 |
受渡日 | 2021/7/28 |
満期償還日 | 2023/7/28 |
利払日 | 毎年 1/28および7/28 初回:2022/1/28 |
売出額 | 300億円 |
前回の第41回SBI債と比較すると、利率が0.60%➡0.58%にダウン、売出額も400億円から300億円に減少していますが、その他の条件は変わりません。
SBI債といえば以前は短期・少額・円建の象徴でしたが、短期債が発行されることはなく、今回も設定は2年となっています。
万人にはオススメできないが消極的に検討するのはアリ
少し前であれば多少のリスクがあるSBI債よりも、個人向け国債(変動10年)にキャッシュバックキャンペーンを併用させた方が、安全性、換金性、そしてリターンの面において有利でした。
ただし最近は国から金融機関に国債販売の際に委託される手数料が減らされていることから、この肝心のキャッシュバックキャンペーンの廃止、減額が目立ちます。
仮に100万円分を購入した場合、SBI債では満期までに11,600円(税引前)を受け取れますが、個人向け国債の場合は1,000円+キャンペーンによるキャッシュバックに留まります。SBI証券で購入した場合はキャッシュバックが1,000円ですので、あわせても2,000円にしかなりません。
受取額に6倍近くの差があります。
もちろんリスクが違うので単純な比較はできませんが、とはいえ今後2年の間にSBIグループがどうにかなるとも思えませんので、ある程度資金に余裕がある人が分散投資の一環として資金の一部を振り分けるのは個人的にはアリだと考えます。
結論ですが万人にはお勧めできないものの、無リスク資産が積みあがっている人は消極的に検討してみてはいかがでしょうか(私も成約できるかどうかわかりませんが購入予定です)
購入はSBI証券限定です。購入は先着順となっており毎回売り切れるので、購入したいのであれば当日中(できれば12時ジャスト)に申し込むのが最低条件です。
今回は間に合いませんが、今後の購入を検討する場合は口座開設をおこなっておきましょう。
SBI証券を口座開設する
コメント