全世帯の平均貯蓄額と中央値(2012年)を見て感じたこと

時事(マネー系)

金融広報中央委員会の調査結果によると、2012年度における2人以上世帯の平均貯蓄額は1108万円、中央値は450 万円となっています。

 

資産の内訳は、やはり1位が預貯金で56.9%、次いで多いのが保険関係。生命保険、損害保険、個人年金保険であわせて25%程度を占めています。一方、株式、投資信託、債券などのリスク資産は10%強に過ぎません。そして、全世帯の4分の1程度は金融資産非保有世帯(いわゆる貯蓄0世帯)となっています。

 

なお資産残高自体は2007年から逓減傾向が続いているようです。

2013年はアベノミクス効果で資産が回復しているという推測も成り立ちますが、リスク資産の保有が10%程度ではどれほどの効果かは疑問です。

幸いにも我が家は中央値も、平均貯蓄額も今のところは調査平均を上回っています。なので表面上は、順調に生活をしている世帯という位置付けになります。

ただ毎月の資産状況報告(アセット分析)でもわかるように、リスク資産の比率が調査平均世帯と比べて高くなっていますので、市場の動向次第では今後どうなるかわかりません。

 

他の家計よりもリスクを取っている。だから、今の結果がある。

 

人生には様々なリスクが付きまといます。どうせどんな対策をしてもリスクを0にすることはできないわけですから、正しく恐れながら末永く付き合っていこうと思います。

 

 

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