個人的な話になりますが、来年からの5年間が資産形成の勝負になると思ってます。
理由は3点。以下、自分への備忘録として書いてみたいと思います。
理由1:住宅ローンの税控除期間が終了するから
3年後の2025年末に住宅ローンの控除期間が終了します。よって2026年から収入に応じて所得税、住民税の支払いが発生することに。
現在はこの控除のおかげで年間を通して所得税が0円(年末調整で全額還付)、住民税も7,000円程度に抑えられており、相当の恩恵を受けています。
所得税の還付金と固定資産税の納付額がほぼ同じ金額になっているので、そのままスライドすることができていますし、住民税が浮いた分は家計に余裕を生んでいます。
この恩恵がなくなることにより、家計の見直しは必至となること間違いなし。また、自宅をどう扱うかについても、決断を迫られます。
・住宅ローン控除の延長を狙って住み替えを検討するべきかどうか
繰上返済については迷うところ。確かに金利は勿体ないですが、1%を切る金利しかなく、そこまで負担感はありません。また、期限の利益や保険の保証範囲の利益を冷静に考えると、そこまで急いで返済する必要なのかどうかは結構微妙。
また、住み替えについては突拍子のない考えに思えますが、現在のマンションの市場価格が新築時よりも上がっており(25%ぐらい)、ありえない選択肢ではなくなってます。
この話はいくつもの条件をクリアする必要があり簡単ではありませんが、検討する余地はあると思っているので、また別の機会に書きたいと思います。
理由2:上の子供が中学生になるから
子どもが小学生の時期までが貯めどきとよく言われます。それより上になると学費以外の費用が顕著に上がってくるからです。
我が家は幼稚園も小学校も兄弟そろって公立ですし中学受験も選択肢にありませんが、将来がどうなるかは予想がつきません。
私自身、田舎育ちなので、中学受験はもちろん中学、高校そろって塾にも予備校にも無縁な生活でしたが、いまは時代も環境も違うので、なんとも難しいですね。
そういう意味でも上の子が小学生でいるうちに、どこまで資産形成できるかがポイントになりそうです。
理由3:新NISAが始まるから
来年から新NISAが始まります。新NISAでは非課税期間の恒久化と、非課税額の大幅な増額が実現します。最大で1,800万円。年間の投資上限が360万円と発表されたため、最速5年で枠を使えます。
下記の記事で書いた通り、いまのところ初年度から全力で枠を埋めにいく予定です。
非課税枠を最速で埋めることができれば資産形成がかなり前進し、教育費についての懸念がほぼなくなるほか、世帯を持ったことによって諦めかけていたセミリタイアが現実的になってきます。
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