現在、我が家は住宅ローンを抱えています。
ローン残債は約2700万円。
返済を始めてから10年ですが、まだこれだけの金額が残債として残っています。
住信SBIネット銀行から借りており、変動・固定併用のミックスタイプ。このうち、変動金利の適用利率は10年間一貫して0.57%でした(固定金利は1.57%)。金額の内訳ですが前者が1900万円、後者が800万円残っています。
そして、メインとなる変動金利分が、この1月から0.57% → 0.82%に上がってしまいました。もちろん、過去1年による日銀による金利引き上げの影響です。リアルタイムに変動することはありませんが、年2回に判定のタイミングがあり、そのタイミングが今月でした。
私が借り入れた当時は業界最安クラスだったと記憶していますが、改めて調べてみたところ、現在はauじぶん銀行やイオン銀行、そしてメガバンクにも後塵を拝しており、すでにトップクラスからは脱落しているようです。
いわゆる5年ルールというものがあるため支払額が上がっているわけではありませんが、元金の返済に当たる部分は減っています(私の場合は金額にして4000円ほど)。私と同時期にローンを組んだ方(同じマンションに入居した方)であっても、私よりも借り入れ額が多い方や、変動フルローンで借りた方は、それなりの繰上返済をしていない場合、より大きな影響を受けていることに。。。
ローンの返済だけを考えてみれば今回の変化は芳しくないものに感じられますが、冷静に自分の状況を分析していくと、それほど焦る必要もないと思っています。
・残債割れを起こしていない (不動産売却の推定額 > ローン残債)
・全額変動金利で借りているわけではない
・金利が上がってくれば、国債等の利息も増える
もっとも今回の改定により、変動金利が本当に変動するという事実を現実をもって知ることができました。今後も金利が上がっていくことを見越して、繰上返済や借換えなどについて、ゼロベースで検討していきたいと思います。
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