小学生の長男の歯科矯正をすることになり、現在通院しています。
私自身も大人になってから歯列矯正を経験しています。そのため、歯並びや噛み合わせが人生に与える影響は、ある程度理解しているつもりです。
一方で、子どもの矯正は大人の矯正とは少し違います。顎の成長や永久歯への生え変わりなども関係するため、どこの歯科医院にお願いするかは慎重に考えたいと思いました。
この記事では、歯科医師としてではなく、あくまで「子どもの矯正を検討している親」として、私が重視したポイントを整理しました。
- 長男の歯科矯正で私が重視したこと
- 認定医・矯正専門医院を確認した理由
- 費用・口コミ・通いやすさで見たポイント
- 最後に複数院で比較した理由
① 日本矯正歯科学会の認定医かどうか
まず最初に確認したのは、矯正を担当する先生の資格です。
矯正治療は数年単位で付き合うことになる治療です。だからこそ、「まずは一定の基準を満たしている先生にお願いしたい」という気持ちがありました。
私が特に確認したのは、日本矯正歯科学会の認定医かどうかです。
もちろん、認定医でなければ絶対にダメという話ではありません。実際には、資格以上に経験や相性も重要だと思います。
それでも、親としては判断材料が限られています。そう考えると、認定医という客観的な基準は安心材料になると感じました。
また、「認定医在籍」と書いてあるだけではなく、実際に誰が担当してくれるのかも確認したいポイントでした。
② 矯正専門の医院かどうか
次に重視したのは、矯正専門の医院かどうかです。
一般歯科でも矯正治療を行っている医院はあります。しかし私としては、できれば「毎日矯正を診ている先生」にお願いしたいという気持ちがありました。
矯正は虫歯治療とは異なり、顎の成長予測、抜歯の判断、永久歯の誘導など、多くの要素が関わります。そのため素人目には、症例数や経験は重要だと映りました。
③ 明朗会計かどうか
矯正治療は自由診療が基本ですから、費用は嵩みますし、医院ごとに金額も変わってきます。数十万円から、場合によっては100万円以上かかることもあるでしょう。
だからこそ、「結局いくらかかるのか」が分かる医院を選びたいと思いました。
私が確認したかったのは、次のような費用です。
- 初診相談料
- 検査料
- 診断料
- 装置代
- 調整料
- 保定装置代
- 保定期間中の費用
特に子どもの矯正は、Ⅰ期(早期)治療だけで終わるのか、Ⅱ期治療まで必要になるのかで総額が大きく変わります。高くつくのが嫌なのではなく明朗ではないのが嫌なので、金額そのものを重視したわけではありません。
理想は、総額固定料金制を採用している医院から選ぶことかと思います。医院側もリスクは取れないので多少割高になる可能性はありますが、支出の見通しが立ち、生活費をコントロールできるのは利点です。
④ 口コミが安定しているか
Google口コミなどのネット上の評価も確認しました。ただし、口コミの点数そのものはあまり重視していません。
どんな人気医院でも低評価はありますし、逆に高評価ばかりでも実際に行ってみると印象が違うこともあるからです。
私が見たのは、点数よりも口コミの内容です。以下の点を中心に確認していきました。
- 説明が丁寧か
- 予約が取りやすいか
- スタッフ対応はどうか
- 費用面で不満が出ていないか(意図しない支出があるなど)
- 患者(子ども)への対応が良さそうか
⑤ 親同士の評判はネットの口コミ以上に大切
実はネット口コミ以上に参考になったのが、親同士の評判でした。同じ学校の保護者や知人から聞く話には、ネットには出てこない生の情報がたくさんあります。
- 先生が子どもに優しい
- 説明が丁寧だった
- 急なトラブルにも対応してくれた
- 実際に通ってみて負担が少なかった
- 費用の説明が分かりやすかった
実際に通っている家庭の話は説得力があります。もちろん相性もあるので鵜呑みにはできませんが、判断材料としては非常に参考になりました。
⑥ ネット予約ができること
これは完全に実務的な話ですが、矯正は何度も通います。1年で終わることは少なく、数年間は覚悟しなければなりません。
そのたびに電話予約をするのは、意外と負担になります。
そのため、WEB予約やLINE予約など、スマホで予約や変更ができる医院を優先的に選びました。また、いまどき、そういったところにコストをかけていない医院は、個人的に???です。ひどいところだとホームページすら存在していないところもあります。
地味なポイントですが、長く通うことを考えると重要だと思っています。
⑦ クレジットカードが使えること
人によって重要度は違うと思いますが、私はクレジットカードが使えるかどうかも確認しました。
なんといっても、矯正費用は高額。
還元されるポイントで少しでも費用を抑えたいのが本音ですし、支払いは少しでも遅らせることがマネーリテラシーの上では鉄則です。
もちろん医療の質が最優先ですが、同じように納得できる医院であれば、クレジットカード対応の医院を選択したほうが合理的です。
⑧ 自宅から通いやすいこと
最後に重視したのは通いやすさです。
矯正は一度行って終わりではありません。月に1回程度の通院が何年も続くこともあるでしょう。さらに、装置が外れたり、マウスピースが破損したりとトラブルがつきもの。
そのため、自宅から(子どもが1人で)無理なく通えることは非常に大切だと思いました。
多少有名な医院でも、毎回片道1時間かかるとなると、親にも子どもにも負担が大きくなります。交通費は医療費控除の対象になるとはいえ、なければそれに越したことはありません。
検討した後にやること → 複数の医院で話を聞く
ここまで紹介した8つのポイントを踏まえて、最後になることは複数の医院で話を聞くことです。ホームページや口コミだけでは分からないことが本当にたくさんあります。
実際に話を聞いてみると、治療方針、抜歯に対する考え方、費用の説明、先生との相性、医院の雰囲気などが想像以上に違いました。
住宅購入や保険選びでは比較検討するのに、同じく高額な歯科矯正を1件だけで決める必要はありません。最低でも2院、できれば3院くらいは話を聞いてみるのが無難でしょう。
まとめ
長男の歯科矯正を検討する中で、私が重視したポイントは次の8つです。
- 認定医・指定医かどうか
- 矯正専門医院かどうか
- 明朗会計かどうか
- ネット口コミが安定しているか
- 親同士の評判はどうか
- ネット予約ができるか
- クレジットカードが使えるか
- 自宅から通いやすいか
そして最後に大切なのは、複数の医院で話を聞いて比較すること。
矯正歯科選びに絶対の正解はありませんし、あくまでも医療の素人であることには変わりませんので、そこは謙虚でいなければなりません。
ただ、親として納得して選ぶためには、焦らず比較検討することが何より大切だと感じています。
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