前回、海外ETF(主に米国ETF)から完全撤退した話を取り上げましたが、その大きな理由が投資信託で代用が可能になったと感じたことでした。
例えば、高配当ETFとして人気のVYMですが、SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンドで事足ります。再投資型だけではなく、分配金が支払われるタイプも新たに今年から販売されているため、ETFと同じような感覚で投資できます。
SPYD、VIG、AGGなども同じくSBI・Vシリーズで代用が可能。投資信託ではETFのようにリアルタイム取引はできないものの、そもそもタイミングを計ってやるような投資法では長続きしませんから、その点は欠点になりませんね。
前述のSBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンドと本家VYMのコスト面を比較します。
・SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド 0.1238%
・バンガード 米国高配当株式ETF(VYM) 0.06%
・バンガード 米国高配当株式ETF(VYM) 0.06%
両者の差は0.0638%ですが、この投資信託の場合、投信マイレージポイントが0.022%付与されるので実際の差は0.0418%に過ぎません。
仮にこのファンドを1000万円分運用したとしても年間のコスト差は約4000円。決して小さい金額ではないものの、為替取引や外国税額控除の手間から解放されると考えると、個人的には納得できる費用だと感じます。
さらにもっと厳密にいうと、私の場合、投信マイレージで貯まったポイントはウェルシア薬局で1.5倍換算で利用することになるので(いわゆるウェル活)、差はさらに縮まります。いつまであるサービスかわからないので、さすがに計算にはいれませんが。。。。
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