私が保有する個別株20社をインデックスファンドと戦わせた衝撃の結果

株式投資(個別株)

現在、私は個別株で20銘柄を保有しており、それぞれの企業には購入した当時なりの期待や理由があったわけですが、今回あらためて冷静に振り返るために、それらの銘柄が日本株のインデックスファンドにくらべてどのようなパフォーマンスを発揮しているのか、確認してみることにしました。

比較対象にしたのは、私が保有している日本株のインデックスファンドであり、具体的にはTOPIXに連動するものと日経平均に連動するものを想定し、個別株を買い付けた日のそれぞれのファンドの基準価額と現在の基準価額を比べる形で検証しました。

つまり、ある個別株を買った日に、もし同じ資金でTOPIXや日経平均のインデックスファンドを買っていたらどうなっていたのか、という視点で比べたということです。

なお、初めに書いておきますが、保有20銘柄のうち、含み益が出ているのは18社、含み損が出ているのは2社であり、またトータルの含み損益は209%(投稿時点)のため、運用そのものは好調です。

保有銘柄は、三菱商事、INPEX、イオン、コマツ、日揮、ブックオフ、極楽湯、東レ、NTT、ハブ、西松屋などになります。どちらかというと配当や株主優待を目的として購入しており、資産運用というよりもサテライト戦略として趣味的に買っています。

ただそれでも、インデックスファンドの強さを実感する結果となりました。

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結果はTOPIXに5勝15敗、日経平均にはわずか1勝・・・

結論から言えば、TOPIXに対しては20銘柄中5勝15敗、日経平均に対しては20銘柄中わずか1勝19敗という、インデックスファンドに完敗という結果でした。

TOPIXに対しては5銘柄が勝っているので、まだ多少の健闘はしているようにも見えますが、それでも勝率は25%にすぎず、4銘柄買って3銘柄は市場平均に負けていたということになります。

さらに半導体銘柄が活況な日経平均との比較では、上回るパフォーマンスを見せていたのは1銘柄だけであり、残り19銘柄はインデックスファンドを買って放置していたほうが良かったという結果になりました。

唯一の勝者は三菱商事

そんな中で、唯一インデックスファンドを上回るパフォーマンスを見せていたのが総合商社の三菱商事でした(さすがバフェット銘柄!)

三菱商事については、私の買い付け額が459円であるのに対して、現在値は4,590円となっており、ちょうど10倍という非常に分かりやすいテンバガーになっています。しかも途中で知らないうちに株式を3分割しており、100株が300株になりました。

個別株投資をしている者にとって、10倍株を保有できるというのは大きな成功体験であり、長期保有の成果としては文句のない結果だと言えます。

ただし、ここで重要なのは、三菱商事という成功例があったからといって、個別株投資がインデックス投資より優れているとは言えないという点です。

テンバガーは存在するが、事前に選ぶのは難しい

振り返ってみれば、三菱商事を459円で買い、そのまま4,590円まで保有できたことは非常に大きな成果ですが、購入当時にこの銘柄が将来10倍になると確信していたかと言われれば、そこまでの自信があったわけではありません。

総合商社なら、それ自体が分散投資のようなものだから、インデックスと同じ動きをするだろう、そして財閥系であれば、倒産のリスクは低いだろう…程度の考えでした。

投資では、後から見れば「この銘柄を買っておけばよかった」と思えるものが必ず出てきますが、それを事前に見抜き、さらに途中で売らずに長期保有することは、想像以上に難しいというか、はっきり言って無理です。

今回の比較でも、三菱商事という大当たりが1つあったにもかかわらず、全体としてはTOPIXにも日経平均にも大きく負け越しているわけで、個別株で市場平均を上回ることの難しさをあらためて感じました。

インデックスファンドの強さは仕組みにある

インデックスファンドの強さは、特定の銘柄を当てる必要がないところにあります。

TOPIXや日経平均に連動するインデックスファンドを保有していれば、投資家自身が次の勝ち組企業を探し続けなくても、市場全体や指数に組み入れられた主要企業の成長をまとめて享受することができます。

個別株の場合は、どの企業を買うか、いつ買うか、いつ売るかを自分で判断し続けなければなりませんが、インデックスファンドであれば、そうした判断の多くを仕組みに任せることができます。

さらに近年は低コストなインデックスファンドが増えており、信託報酬を抑えながら長期で市場平均に近いリターンを得られる環境が整っているため、資産形成の主軸としては非常に合理的です。

個別株は楽しいが、資産形成の主役にするには難しい

 

もちろん、個別株投資にはインデックス投資にはない楽しさがあります。

企業の決算を読み、事業内容を調べ、配当や株主優待を受け取りながら、自分が選んだ会社の成長を見守るという行為には、単なる資産運用を超えた面白さがあります。

また、三菱商事のように大きく上昇する銘柄に出会えたときの喜びは、インデックスファンドではなかなか味わえないものです。

しかし、資産形成において大切なのは、あくまでも再現性があるかどうか。

たまたま大きく上がった銘柄を持っていたとしても、それを今後も継続的に見つけられる保証はなく、むしろ今回の結果を見る限り、個別株でインデックスを上回り続けることはかなり難しいと考えるべきでしょう。

それにしてももう少し勝っている銘柄があると思っていましたが、日経平均に1勝19敗は予想外というか、衝撃の結果でした。

結論は低コストインデックスファンドの長期保有

今回、私が保有している個別株20銘柄と日本株のインデックスファンドを比較した結果、TOPIXに対しては5勝15敗、日経平均に対しては1勝19敗という結果になりました。

唯一、日経平均にも勝っていた三菱商事は、買い付け額459円に対して現在値4,590円とちょうど10倍になっており、個別株投資の夢を感じさせる存在ではありましたが、それを選べたのは完全に運であり、結果として多くの銘柄がインデックスファンドに負けていたという事実は、重く受け止める必要があります。

結論としては、やはり低コストなインデックスファンドで広く分散し、長期で保有して放置するという方法が、もっとも合理的な資産形成の手段だと感じます。

個別株には夢も楽しさもありますが、資産形成の土台としてはインデックス投資を中心に据え、個別株はあくまで趣味や楽しみの範囲にとどめるくらいが、私にとってはちょうどよい距離感なのかもしれません。

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