黒字家計の維持に暗雲・あと3年が勝負

家計管理
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黒字家計の維持に暗雲・あと3年が勝負

 

定期的に資産報告レポートでも掲載しているように、おかげさまで資産運用は順調であり、資産評価額も毎月のように過去最高を更新しています。

この状態、一見すると何の問題もなさそうですが、資産増加の要因は株高と円安に過ぎず、当然ながらそれが将来にわたって保障されるものではありません。

一般的に資産形成の金額は、以下の式で表現されます。

 

総資産額 =(収入 – 支出)+(資産 × 運用利回り)

 

この式のとおり資産額を増やすには、いかに収支の黒字を維持するか、そして運用利回りを高めるかが肝です。ただし後者はコントロールできる範疇にはないので、インデックス投資等で手堅く5%前後の利回りを狙っていくのが王道。

前者についても毎月の収支が安定していればコントロールが可能ですが、我が家の場合、これが3年後から難しくなってくるのではないか、つまり家計の黒字が維持できなくなるのではないか…という懸念が出てきています。

好調な運用の影で、少しずつですが我が家の家計にも危機が迫っているということ。

具体的には以下のような理由で赤字家計に転落する可能性がありますので、そうなる前のこれから3年が私にとっての勝負どころということになりそうです。

 

仕事の収入は頭打ち

私の給料は年功給と能力給(役職、評価)で構成されていますが、年功給についてはすでに年齢的に中年に差し掛かっているということもあり、今後の大きな伸びは期待できません。

年功による昇給幅は年齢を重ねるほど漸減する給与システムとなっており、目に見えて増えていきそうなのはあと2~3年程度。その後は誤差の範囲にとどまる予定です(それでもいまどき年功給があるだけでもマシとはいえますが)

また能力給の側ですが、私自身、出世して役職を上げていく…というタイプではありませんし、そもそも仕事上の能力も微妙だと自覚しています。また、いわゆる社内営業的な能力もゼロで、上司に好かれることもないので、その方面からの出世も望めないでしょう。ただ収入を増やすために役職を上げたいという考えもゼロなので、その部分は割り切っています。

単純に働く時間を増やすというのも収入アップの1つの手段ですが、残業なんて論外だと思っている人間です。プライベートな時間を削られるくらいなら、甘んじて転職や退職を選びたい。

以上のことから今後の収入の増加については多くは望めず、よくても現状維持が精いっぱい。反面、支出となると、拡大圧力が強まる一方です。

 

教育費が本格的にかかり始める

養育中の子供は2人。小学年の低学年と、幼稚園です。いまのところ2人とも中学校までは公立への進学で確定させているので授業料については計算がたちますが、学年が進むについて、習い事、塾代、部活代など、授業費以外の経費が嵩んでくることが考えられます。

子どものやりたいことはもちろん尊重したいですし、教育に投資する重要性は万国共通ですから聖域化されやすい分野でもあり、悩むことが増えそうです。兄弟間のバランスも考える必要もあり、一筋縄ではいきません。

 

生活費が上がり始める

子供の成長と同時に、基本的な生活費も拡大傾向です。子どもの小さいうちは食費もわずかですし、身の回りのものもお下がりや貰い物で賄ってきましたが、だんだんとそうもいかなくなってきます。

とくに「食」は成長の基本ですから、安易に削れません。また、外食も好きなものを好きなだけ食べられると怖すぎるので、最近はもっぱら食べ放題の焼肉屋さんが定番です(もとは取れないにしても、初めから支出額を確定させておきたいという心理)。

 

住宅ローン控除期間の終了

我が家の場合、今年を含めてあと3年で住宅ローン控除の適用期間が終了します。適用期間中は所得税が実質0円、住民税についても毎月数千円の負担のみで節税メリットを最大限享受してきました。

しかしそのボーナスタイムも残り3年。その後は一気に税負担が増え、とくに住民税がまともにかかってくることになるので、手取り額が大幅に減少します。

普通の状態に戻るだけとはいえ、ものすごく負担感があります。

 

大型家電の買い替え

新居を購入して7年が経ちましたが、この間、幸か不幸かほとんど家電の故障がありませんでした。よってこの間、家電の買い替え費用についても発生していません。

壊れるまで使う…というのが美徳ですが、白物家電はともかく、黒物家電(とくにTV)は性能向上のスピードも早く、月日がたつほど陳腐化くるので、そういう意味でもそろそろかな…と思います。

 

 

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