今回は、会社にある「慶弔規定」は要確認すべきというのがテーマです。
慶弔事に関する休日に関する規定や、金銭(祝い金・お見舞金)に関することが規定されており、大抵の企業は、就業規則の一種となっている場合が多いのではないでしょうか?
特に深く考えていない方も多いと思いますが(昔の私がそうでした)、こういうものは、会社勤めで働いているものの特権と言えます。特に私のような大きくもない企業で雇用されている庶民にとっては、こういう制度をいかに取りこぼしなく利用していくかが、重要な鍵となります。
今回は入籍、結婚をするにあたり、何か利用できる制度はないか確認しました。
休暇制度
休日規定を調べたところ、入籍もしくは結婚式前後5日間を有給休暇扱いで、貰えることが分かりました。結婚式準備もしくは新婚旅行を想定したものと思われます。
また、妻の出産、親族の葬式、法要などでも規定の日数が有給で貰えます。
福利厚生が充実している企業においては、子供の式典(入学式、卒業式、成人式)や、結婚記念日などにも休日が付与されるところもあるようです。
祝金制度
慶弔見舞金規定を調べたところ、社員本人が結婚した場合に祝金を支給する制度がありました。金額はあまり多くありませんが、何かと出費が重なる時期なので助かります。
他には、本人の死亡、妻の出産、親族の不幸や自然災害などにも、規定の祝金や見舞金が支払われるようです。
新婚旅行割引
提携している福利厚生会社を経由して旅行会社に注文することで、料金から割引、もしくはキャッシュバックが得られるようです。どの旅行会社を利用するかによって割引率が変わってくるのですが、5%前後が多いようでした。
以前は親戚の不幸の際に、慶弔休暇をいただいたことがあります。
このような会社で定められている制度は、(うちの会社だけかもしれませんが)基本的に申請主義で、社員が決められた時期に決められた申請をしなければ効果が発揮されないものが大半です。決して総務が申請を促してきたり、制度を使用するようにお節介を焼くことはありません。。。
慶弔規定はそれほど複雑ではないと思いますので、ざっくりと流し読みしておけば、いざというときにでも、とりこぼしなく制度を利用できるかと思います。
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