私が住んでいる習志野市が市債を販売しているようです。
市の広報誌により知りました。
条件は下記の通りです。
・発行予定額 4億5千万円
・利率 年0.3%(5年もの)
・購入限度額 500万円(10万円単位)
・発行日 平成24年10月31日(水曜)
・償還日 平成29年10月31日
・利息の受取 年2回(4月30日、10月31日)
・取扱金融機関 千葉銀行
同じ期間の個人向け国債(5年)は0.22%であることを考えると若干金利は高めですが、信用度や流動性で劣ることを考えると検討の余地ゼロです。
また、個人向け国債の場合は、ネット証券各社でキャッシュバックキャンペーンを行う場合が多く、これを加味するとさらに表面金利の差は小さくなってしまいます(購入額によっては、逆に国債のほうに旨みが出る可能性があります)
…ということで一体どんな人が買うのか、かなり謎の債券です。
誰でも購入できるわけではなく、市内に住んでいる20歳以上の人に限られます。習志野市は約17万人の人口ですので、ざっくりと15万人ぐらいが対象者になるかと思いますが、決して多いとは言えません。。。
これが金融商品として成立するのか疑問ですが、昨年に発売された市債は完売だったようです。公務員がダメという条件はなさそうなので、役所の職員や役所に関係が深い業者が付き合いで買ったりしているんでしょうか。。。
国債以下の条件となる地方債には、手を出さないほうが賢明です。
コメント
本当に誰が買うんだよっ!って内容ですね。さばけるんですかね??
それが毎年完売みたいなんですよね。。。
その辺、良く分かりません(笑)
> 本当に誰が買うんだよっ!って内容ですね。さばけるんですかね??