財形をパスし社内預金制度へ

預金・債券・社債

社内の財形貯蓄制度が実に頼りないことを、先日の記事で紹介しました。

 

 

利率が低すぎて、財形貯蓄のメリット(利息非課税)などを全く生かせないと思われる為、利用を見送るといった内容でした。

それはそのまま変わらないのですが、それとは別に「社内預金制度」があることが分かりました。
いま、それを使うかどうか検討中です。

 

財形貯蓄と社内預金は何が違うの?

この辺の知識がありませんでしたので、自分なりに調べてみました。
簡単にまとめてみます。

社内預金制度とは、労働者の委託を受けて財産を管理することを言います。社内預金の有利な点は金利が高めに設定されていること。現在の最低利率は、労働基準法第18条の規定により、0.5%以上とするよう決まっているそうです。

最近は、制度の圧縮を図り預金制度をなくす団体も多いと聞きますが、制度がある以上サラリーマンとして使わない手はありません(ただし万が一所属団体が破綻すると、損害を被る可能性あり)

財形貯蓄制度社員が直接金融機関と契約する制度を言うようです。なので、所属団体の破綻に影響を受けることはありません。

強引に言ってしまうと、預金制度は社債に近く、財形貯蓄は定期預金に近いといった感じでしょうか。また、給与から控除されるので最初からなかったものとして貯蓄できるので、「知らないうちに貯まっていた」を実現しやすいというのも特徴です。

私の職場の「社内預金制度」の金利は1%弱でした。

この金利をどう考えるかですが、自分の感覚としては、個人向け国債10年物より高い金利なので悪い条件ではないと思います。ただし固定金利なので、急激なインフレには対応できませんが…

いずれにしても「無リスク資産」をネット銀行のキャンペーン金利や、国債よりも有利に運用できるのは大きな魅力なので、早速申請して月々一定額を給与から控除していこうと思います。

まだ具体的な控除額や期間は決めていませんが、無理のない金額と期間で制度を活用していきます。

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