2人世帯の平均的な電気代が8700円って嘘でしょ?

家計管理

我が家の電気代が15か月ぶりに4000円を下回りました(11月使用分12月払い)。

以前は春と秋の時期は3000円台が普通だったのですが、このところの電気料金の値上げや消費税のアップなどがあり、安い時期でも4000円台、冬のピーク時で6000円くらい…が平均でした。

特に節電を意識しているわけではありませんが、過ごしやすい日が多かったのか、冷暖房が全く稼働しなかったこともあり今回の結果になったようです。

ここでふと思ったのが、他の家庭はどの程度の電気料金を払っているか?ということ。世間では節電対策とか、省エネ生活とかいろいろ言われていますが、それがどの程度成果に結びついているかどうかは、結局のところ電気料金でしか比較ができません。

「節約は意識しているが電気料金は高い人」と「節約に興味がないけど電気料金が安い人」では、結果論だけでみれば後者のほうが「節電意識が高い人」となるかと思います。

この場合、前者は説得力0ですし、その発言は綺麗事で片付くでしょう。もっとも、暖房費が嵩む地域や、介護等の家庭事情でどうしても使用量が高止まりしてしまう場合もあるでしょうから、これも一元的な見方なのかもしれません。

ですから今回の話では、普通の地域に住んでいる普通の家庭(具体的にはどんな家庭だよ?とつっこまれても、答えられませんが…)を想定しながら話を進めたいと思います。

総務省統計局の資料を紹介しているこちらのサイトによると、2人以上世帯の月額電気料金の平均は下記の通りとなっています(2014年現在)。1人世帯のデータが残念ながら見当たらないのですが、2人世帯の90%程度と考えればよいのではないでしょうか。

 

2人世帯:ひと月あたり  8,794円
3人世帯:ひと月あたり10,144円
4人世帯:ひと月あたり11,043円
5人世帯:ひと月あたり12,324円

 

この結果をみて、皆さんどう思います?私は「何にそんなに使ってんの?」が正直な感想です。

我が家は2人世帯なのですが、平均8700円など考えられません。これが平均ということは安くても6000円、ピーク時は1万円を超えるということなのでしょうが、にわかには信じられない感じです。

よくある平均の罠のように、一部の家庭(たとえばオール電化の家など)が平均を大きく押し上げているとも考えられますが、資産とちがって消費電力に何倍もの格差があるようには思えませんので、それだけを理由にするのは無理のある話です。

しかも電気料金は民間の地域会社が運営しているので、ガスや水道のように自治体ごとの格差もそこまでないはずです。そう考えると、この平均値まではいかなくても、それに近い料金を払っていると考えるのが自然な気がします。

最初のほうにも話しましたが、我が家は節電をあまり意識していません。テレビは大型ですし、冷暖房も時間無制限でつけっぱなしです。それどころか、ゲームやパソコン、テレビ、電気のつけっぱなしなどもよくやってしまいます。

部屋が狭いのと、アンペア数を変更(50Aから30A)したのが相当貢献しているのかもしれませんが、それにしても平均とは相当の開きがあります。結果を自慢したいわけではなく、単純にこの資料の結果は現実的な数値なのかと、少々疑念を抱いています。

正直な、そして素朴な疑問です。平均近く、あるいは平均以上に電気代を支払っている人は、何にそんなに使っているのでしょうか?

コメント

  1. 煙々 より:

    電気代は、使用量に応じて値段が上がりますから、使用量が多ければ多いほど更に差が開いていくと思います。使わない家庭は非常に安く、使う家庭は非常に高くといったところでしょうか。沢山使う人は、より多く支払うということですが、まぁ、当たり前だと思っています。段階的に単価が上がるので、使用量が2倍でも料金3倍とかになる場合がありますからね。
    後は、電力会社によっても値段が結構違いますね。東電と中電で電気量料金を比較すると単価が30%も違いました(第一段階は10%、第二と第三は30%も高いです、東電が)。
    部屋の広さ別、地域別なんかで比較してあると、自分が使いすぎなのか、省エネ生活しているかが、より精度よくわかって面白いかもしれません。

  2. nantes より:

    >煙々さん
    コメントありがとうございます。そうです、確かに電気料は使えば使うほど単価が上がっていくんですよね。これは節電を促す意味でもよい体系だと思います。
    >後は、電力会社によっても値段が結構違いますね。東電と中電で電気量料金を比較す>ると単価が30%も違いました(第一段階は10%、第二と第三は30%も高いで
    >す、東電が)。
    私の家は東電管内なので、単価が高い会社を使っていることになります。そうするとますます電気料金の安さが不思議になってきます(単価が低い地域なら、だから安いのね…ということでわかるんですけど)

  3. エミーシャ より:

    アメブロで華麗なるセコセレブへの道というブログを書いているエミーシャと申します。
    電気使用料は、在宅時間と古い家電かエコ家電かあとは寒さや暑さが厳しい地域かどうかなども関係があると推測されます。
    うちもたまに4000円超える月がある2人暮らし家庭です。アンペアも同じ契約です。
    しかし、実家は2人暮らしで一軒家のためか30アンペアでは足りないということで基本料高い上、テレビついてたり、古いエアコン冷蔵庫使っているせいか、夏場は一万円越えしてましたから、平均値ぐらいになるかもしれません。

  4. nantes より:

    >エミーシャさん
    家電の新旧は結構影響があるんですね。
    うちには極端に古い家電がないので、よくわかってません。
    戸建てだと30Aで足りなくなるというロジックがよくわからないのですが…
    戸建てにある家電が古いから、足りなくなるということですか?

  5. エミーシャ より:

    ちょっと短絡的でした。
    戸建て=部屋数が多い=家電も増える多いし、同時に使う機会も多くなるという前提での話です。
    具体的には、実家ですとクーラー(かなり古い)を一階と二階で同時使用してたり、テレビも二台あって別番組見たり、たまに親戚が集まったりするのでそういう時は、使う部屋数も家電類も増える、そうなるとアンペア低いとブレーカー落ちちゃうみたいです。