FPの決まり文句「貯蓄は先取りで!投資は余裕資金で」を疑え!

マネーリテラシー
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結論:貯蓄も投資も先取りが正解

貯蓄は先取りなのに、投資は余ったお金から?

「投資をするときには余裕資金でしましょう」という標語をよく見かけます。もはや、ファイナンシャルプランナーのお決まりのワードと言ってもいいでしょう。

わたしは、この語り口は一見正しいように見えて実は違うと思ってます。

この言葉をそのまま鵜呑みにしてしまうと、投資資金はあくまで(収入ー支出)の余った部分から捻出することになります。貯蓄は先取りで、投資は余ったお金(余裕資金で)ということです。

なぜ貯蓄は先取りで、投資は余裕資金からになるのでしょうか。どう考えても、どっちも先取りのほうがか確実ではないでしょうか。

余裕があったら投資…ではいつまでたっても財産を形成できません。

余裕のあるなしにかかわらず、投資資金は先に捻出し、残ったお金で生活する。あくまで基本は(収入ー投資=支出)です。この数式には余裕のあるなしは一切加味されていませんので、強制力が働きます。

「投資をするときには余裕資金でしましょう」ではいつまでたっても始まらない。
「投資をするときには投資資金を先取りしましょう」が正解。

 

収入ー(貯蓄+投資)= 支出 でいこう!

仮に月給が30万円であれば、まずは最低生活費を下げる工夫を徹底します。仮に20万円で生活できるとなれば残りは10万円ですよね。

例えば、生活防衛資金が満足に用意できていないのであれば貯金8万+投資2万、生活防衛資金を目標値まで確保済みなのであれば、貯金2万+投資8万…この数字の割合は個人で考える部分だと思いますが、基本的には 収入ー(貯蓄+投資)=支出 と考えましょう。

事実、多くの投信ブロガーは、毎月の拠出額が決まっている方が多いという印象です。もちろん現実的な範囲で拠出額を決めているので余裕資金でやっていると捉えることもできますが、収入ー(貯蓄+投資)=支出 の考え方で管理していることについては、間違いありません。

 

貯蓄も投資も、先取りでやりましょう。

 

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