上の子がある疾患で日帰り入院することになり、実際に入院してきました。
未就学児であるため付き添いが必要だったのですが、先般からのコロナ禍の影響で付添人は原則1名かつ両親であることがルールとして定められていました。
万が一の感染の際のルート特定のためでしょうか、両親以外の親族でもダメとのこと。また、他に未就学児がいても、親と一緒に来るのは禁止されていました。
そうなると下の子の面倒を誰かが見なければならないという状況だったため、私が仕事を休んで入院に付き添いました。
子どもに医療費はかからない
入院しても自己負担はわずか…の実例
先日、こんなツイートをしました。
子供の日帰り入院に付き添ったけど会計は300円だけ。
子どもについては間違いなく医療保険いらない。
— nantes ナント (@nantes2020) September 8, 2020
入院については検査が主でほぼ問題なく終わったのですが、朝から夕方までかかったので本当に1日がかりでした。途中で食事やおやつの提供もありましたね。
すべてが終わった後に会計だったのですが、自己負担額は診療費・入院費・薬代診療費・入院費・薬代あわせて合計で300円でした。
ちなみに医療点数は合計で6908点でした。
1点10円の計算なので、金額は69,080円となります。内訳は入院費に3088点、医学検査費に715点、その他診断に3015点となっていました。
このうち健康保険組合で8割を負担します(未就学児の場合、自己負担は2割)
69,080円の8割なので55,264円。
残りの13,816円は自己負担になりますが、このうち13,516円については市の公費負担となり、残額の300円のみが自己負担となる計算です。
この自己負担の額については、金額はもちろん適用年齢についての差も結構あるので、自治体がどういった支援をしているのか確認が必要です。
▼自己負担の例(千葉県千葉市)
今回の場合は入院で300円、薬も出ましたが院内処方だったので、調剤費は0円でした。
その他の自己負担の金額もわずか
病院までの交通費にいくらかかかりましたが、それを考えても大した金額ではありません(ちなみに付添人の交通費も医療費控除の対象です)
また、患者と違って付添人(つまり私)の食事は提供されないので病院の食堂を利用するかあるいは売店で調達するわけですが、別に付き添わなくても昼食費はかかるわけなので関係なしです。
冷蔵庫やテレビを使えばまたそこでいくらかお金がかかる仕組みになっていましたが、日帰り入院と分かっていたので、それらも使いませんでした。
ちなみに入院した病院のテレビカードは16時間で1000円でした。相場はよくわかりませんが、3日程度の入院であれば、コレで十分済みそうですよね。。。。
やっぱり医療保険はイラナイ
子どもに医療保険が必要か!?というテーマについては、先日も記事にしたばかりです。私の結論は不要であり、今後の加入の予定もないということでした。
この記事は、子どもが日帰り入院する前に書いたものですが、実際に入院を体験してみて、より確信に変わりましたね。
入院費はもちろん、追加の費用も気になるほどでもなく「保険に入らないとまずいな~」とは1ミリも思いませんでした。これは、入院日数が増えたところで一緒だと思います。
謎の理論で子どもの医療保険の加入を勧めてくるFPに注意
ネットで子どもの医療保険についての情報を確認していると、子どもの医療保険について加入を勧めているFPは結構います。
いろいろな考えがありますし、加入者がどういう選択をしようと自由ですが、ぜひそのFPのプロフィールを確認してみてください。保険商品を斡旋していたり、生命保険協会から認定をうけていたり、あるいは保険商品のアフィリエイトを組み込んだりしていませんか?
もっとも多い主張はこの2つですが、確かにそういったリスクがあるとしても、それを保険でカバーしなければならない理由が本当にあるのか…ということだと思います。
長期入院でもしない限り、10万円程度の貯蓄で十分です。
ひどいFPになると、「祖父母からのプレゼントに最適」だとか、「親心の実現の手段」とか訳が分からないことを言い出す人もいるので、要注意です。保険はあくまで金融商品ですから、「数字」や「確率」以外の論点で話しかけてくる人は無視しましょう。
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