【一強時代到来?】eMAXISシリーズの合計純資産残高が9000億円を突破

時事(マネー系)
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【一強時代到来?】eMAXISシリーズの合計純資産残高が9000億円を突破

eMAXISシリーズの合計純資産残高が9000億円を突破

三菱UFJ国際投信のインデックスファンドシリーズ「eMAXIS」の合計純資産残高が9,000億円を突破しました。

下記のグラフ(公式サイトより転載)を見てもわかる通り、今年に入ってからの伸びがスゴイことになっています。

 

 

とくにコロナ禍以降の伸びが顕著で、大台の1兆円超も時間の問題になっています。下手をしたら今年のうちに…もあるかもしれません。

 

 

eMaxis slimシリーズで6000億円を突破

株式市場の好調により評価額が上がっているほか、なんといってもeMaxis slim シリーズが設定来以降の資金流入を記録し続けているとのことで、9000億円のうちの6000億円を占めているとのこと。

なかでもeMaxis slim米国株式(S&P500)や、eMaxis slim先進国株式などが人気で、資金を集めています。

このシリーズeMaxis slimの強みは業界最安のコストを標榜していることであり、また、約束通りしっかりと手数料を下げています。最近では2020年9月にeMaxis slim新興国株式の信託報酬を下げたばかりです(0.189%⇒0.17%)

 

eMaxis 一強時代の到来か?

一方でライバルとされる「購入・換金手数料なしシリーズ(ニッセイアセットマネジメント)」は2895億円で2位、そして「SMTインデックスシリーズ(三井住友トラスト・アセットマネジメント)は2768億円で3位につけています。

 

 

どちらのファンドもがんばってはいますが、eMaxis slimシリーズだけを取ってみても倍以上の差を付けられてしまっています(ファンドの設定本数に違いがあるので単純な比較はできませんが…)。とくにSMTシリーズの低コスト型(i-SMT)は苦戦していますね。

 

eMaxis slimシリーズはどのアセットクラスも手数料が最安である上に、純資産残高が積みあがる度に一定の資産残高を超過した部分の手数料(信託報酬)を自動的に引き下げる受益者還元型信託報酬率を採用しており、資金流入⇒ファンドの成長⇒手数料引き下げ⇒資金流入の好循環が加速してきました。この資産が増えればコストを自動的に引き下げる(特別な発表を待たなくていい)という部分が他の2社にはない強みになっています。

 

個人的にはメインで保有している「購入・換金手数料なしシリーズ(ニッセイアセットマネジメント)」にもう少し頑張ってほしいところです(もう十分がんばっていることは重々承知の上で)

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