インフレ対策に妙案なし!生活防衛と株式投資で乗り切ろう

時事(マネー系)

昨日、参院選選挙の期日前投票に行ってきました。

今回の選挙における争点は「防衛」「憲法改正」「経済」と様々ですが、日々生活している一般人の立場から言えば、もっとも身近な話題は物価高だと思います。

 

・原材料費や輸送費の高騰
・ウクライナ情勢
・円安

 

インフレ対策が喫緊の課題ですがとくに妙案のようなものがあるわけではなく、やれることを淡々とやるしかないと思っています。

政治が解決してくれるとは到底思えませんし、解決してくれたとしても相当な時間がかかるのは間違いありませんからね。

この昨今の物価高の影響を少しでも和らげるために、良い機会ですので家計や資産運用方針の見直しを行い、さらなる最適化を図りました。

なお物価高の影響でどのくらいの負担増が見込まれるかについては議論が分かれますが、今回はひとまず下記のNHKの番組を参考にし、月額6千円、年間で7万円の負担増(年収400~500万円程度の場合)として、我が家にも当てはめてみることにしました。

 

 

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まずは生活防衛

インフレとはお金の価値が下がることですが、だからと言って無駄な消費を続けていくのは本末転倒です。過度な節約は生活満足度を下げるので注意が必要ですが、逆に言えば負荷が少ないような節約、もとい家計改善であれば積極的に実践してしかるべきでしょう。

社内預金の控除率をUP

毎月給料から一定額を天引きして貯蓄していますが、この際の控除額を今月より4.2万円から5.5万円に増額しました。ここ数年は、ずっと同じ金額でやってきたので最近の昇給分を反映させました。

目的は2つ。

・貯蓄のペースを確実に高めるため
・見た目の手取り額を下げるため

昇給や臨時収入は嬉しいものですが、手取り額が増えるとどうしても生活費も膨らんでしまう懸念があります(俗にいうパレートの法則)。

 

 

給料天引きでの強制貯蓄は、パレートの法則を回避するための仕組み作りとして最適。月4.2万円と5.5万円ではその差はわずか1.3万円ですが、率にすると30%も変わってきます。

毎月のお給料や不定期に支給される、もしくはあるかどうかわからないボーナスを全部使ったとしても最低限の貯蓄はできているという安心感は、何物にも代えられません。

 

食費を抑制

食費もジャンルに関係なく、あらゆる品目で価格改定が続いています。その中には短期間に2度、3度と値上げする商品も少なくありません。

また、子供の成長に合わせて食べる量も増えてくるので、今後ますますコントロールが難しくなっていくのは確実。

…とはいえ、何もしなければそのまま家計の負担になるので、我が家ではできる範囲で以下のような対策を実践しています。

 

◆ 購入日と支払い方法の最適化
 (株主優待の利用+提携クレジットの利用)
◆ お米はふるさと納税を活用
◆ PB(プライベートブランド)で問題なければPBを優先
 

個別株として保有しているUSMHの株主優待が優秀で、清算時に最大10%オフになる割引券として利用できます。また指定された曜日に提携クレジットで支払うと、さらに割引率が高まります。

主食のお米は、もちろんふるさと納税を利用して調達。自治体間で過当競争を繰り広げていた一昔前ほどのオトクさはありませんが、いまでも1万円の寄付で、15キロほどのお米がもらえる自治体はけっこうあります。

また、最近のPB商品は優秀なので、これで満足できるのであればわざわざNBにこだわる必要も薄くなっています。イオンが自社PB商品について価格凍結宣言をしているので、これを優先的に利用していけば、家計へのダメージは最小限に抑えられます。

 

 

これらの合わせ技のおかげで、なんとかいまのところは予算の範囲内でやりくりできています。

 

マイナポイントをゲット(4人で6万円分!)

現在、マイナポイントの登録キャンペーン第2弾が展開されています。

第1弾ではマイナンバーの新規取得でキャッシュバックとして1人5000Pがもらえましたが、今回はキャッシュバックではなく直接15,000Pをもらえますので、ポイントゲットまでのハードルがかなり低くなりました。

◆公金受取口座の登録 7,500P
◆健康保険証の登録  7,500P
 

我が家は4人家族。

15,000P × 4人 なので60,000P(60,000円相当)のポイントを受け取ることができます。これだけでもかなりの家計の助けになります。

前述のとおり年間で7万円の負担増を想定したとすると、実はこのマイナンバーのポイントさえ確実にゲットできれば、それだけで今年の物価高についてはほとんど乗り切れることになります。

いろいろと批判があるマイナンバー制度ですが、使えるものはとことん使い倒していきましょう!

 

通信費

最近、格安SIMの料金プランを変更しました。

私が利用しているのは、iijmioです。

現在のプランは2年ほど前から変わっていませんでしたが、その後、業界間の価格競争が進み、同社からもより割安の料金プランが出てきました。

また、思ったほどデーター通信を使っていないことが分かったため、この機会に料金プランを見直しました(具体的にはミニマムスタートプランからギガプランに変更)

金額としては小さいのですが、夫婦2人で3,000円以内のプランとなります。節約効果は毎月1000円~2000円程度です(年額2万円程度)

 

メルカリの徹底活用

春先から積極的に自宅の中に保管されている不用品を確認し、売却をすすめました。

不用品も探せばあるもので、期限切れ間近で使い道がなかった株主優待券や、子どもが使わなくなった玩具、読み終えた書籍などをまとめて売却しました。

また、必要なものについてもメルカリから購入する癖をつけています。

例えば、上記で紹介したUSUMの株主優待券ですが、メルカリで3,000円相当の優待券を半値近くで購入することが可能です。

何かを購入する場合は、「そもそも新品で買う必要があるか?」ということを常に意識していきたいですね。

 

具体的なインフレ対策

インデックス投資を淡々と続けていく

インフレに強い商品と言えば、伝統的に株式とゴールドと相場が決まっています。とくに適度に「分散」が効いているインデックス投資は、ますます重要性が増していると考えています。

おおまかな投資方針は変えないものの、過度にキャッシュを積み上げても、インフレによって少しずつ腐っていくだけ。

生活防衛資金(生活費2年分)と目先の最低限のお金(給料の3か月程度)以外については、積極的にリスク資産に投じていきます。

 

追加投資

夏のボーナスで追加投資を行いました。金額は通常月分の1ヵ月分。追加投資は先月すでに行っており、6月については投資額が普段の2倍になりました。

追加投資先は、海外株式を対象とするインデックスファンドのみ。今後も株式投資を運用の主力と考え、積立投資を続けていきます。

 

ジュニアNISAの買付額をUP

今月よりジュニアNISAでの毎月買付額を月4万円から月6万円にUPさせることにします。制度終了により2023年度末でなくなってしまう非課税枠を、少しでも埋めるための増額です。

ジュニアNISAについては、今後最低10年は運用することになるはずなので、時間を味方に付けることができると判断しました。こちらも取れるリスクは取っていこうというスタンスです。

非課税枠をすべて使い切るには厳しいですが、なるべく埋めていきたいですね。

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