【30代での成果】30代での資産運用を振り返る【40代からの課題】

運用レポート

わたくしごとですが、来年で40歳になります。

資産運用の観点で簡単に振り返ってみると、投資を始めたのが20代の半ば(それまで貯金なし)、そしてインデックス投資を始めたのが20代の後半でした。

それに対して30代の資産運用はどうだったか。これについて書いてみたいと思います。これから30代になる方や、今現在30代の方は参考になるかと思います。

 

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30代での資産運用を振り返る

資産の総額は30歳から約8倍に成長(黒字家計の維持+好調な市場)

30代になってからはインデックス投資にほぼ1本化、黒字家計を維持したこと、そしてなにより市場が好調なこともあって資産は右肩上がりに成長しました。

下記は30歳時点の総資産を100とした場合の資産の成長推移です。39歳の現在は782なので、約8倍に成長しています。

これは純粋な投資の結果ではなく、無リスク資産(毎月の貯金)も組み合わせての結果なので、(当たり前ですが)投資元本の8倍になったわけではありませんが、それを差し引いてもかなり増やすことができました。

 

31歳 133
32歳 327
33歳 411
34歳 504
35歳 511
36歳 619
37歳 678
38歳 679
39歳 782

 

ブログでは目立って資産額の実額は公開していませんが、30歳の時の元本が

 

100万円   であれば   782万円
300万円   であれば  2,346万円
500万円   であれば  3,910万円
1000万円   であれば  7,820万円

 

という結果になるかと思います。

 

インデックス投資は有利な投資法ではなく、無難な投資法

上記で資産が約8倍に成長したと説明しましたが、リスク資産だけをピックアップしてみると、元本の2倍には届いていません。せいぜい、1,5倍~1,6倍程度です。

ただし、この期間、毎月休まず積立投資をしてきたので、元本自体が大きくなっています。マーケットの動きは予想できないので、その時の評価額はあくまでその時の成績です。

気にしても仕方がないので、この10年はひたすら種を撒くことに終始してきました。

インデックス投資は決して大儲けできる投資ではありませんし、他の投資法と比べて特別有利だとも思いませんが、成果を上げるための労力がほぼゼロ(手間がかからない)であること、投資先が分散されていることなどから、もっとも無難な投資法だと確信しています。

 

考えられるライフイベントも順調に消化

30代のうちに、転職・結婚・出産・住宅購入などのライフイベントも消化してきました。計画性があったわけではなく結果的にそうなっただけですが、まずまず順調な30代だったと思います。

こういったライフイベントには大きな出費がつきものですが、年単位で1度も資産を減らさなかった結果を見ると、自分なりにはよくやってきたと思ってます。

 

◆ 何度か転職をしたが無職期間が2ヵ月のみ
◆ 結婚と新婚旅行もご祝儀で黒字
◆ 出産も国と職場からの手当とご祝儀で黒字
◆ 住宅購入は親から贈与を引き出して出費を抑制

 

こうやってみると、親、親戚、行政、職場など、周りにもいろいろ助けられているのがわかります。

ちなみに最後の住宅資金ですが、住宅取得等資金の非課税の特例を利用したので贈与税についても課税されていません。もちろん、税務署にはこの特例を使って贈与を受けたことを申告済みです。

住宅を購入する際には数百前円の諸費用がかかりますが、ここを贈与とはいえ節約できたことが一番大きかったですね。

諸費用には自腹を切って、贈与分をすべて頭金に充てることも考えましたが、住宅金利を考えると、手元に資金を残して自分で運用したほうが、合理的と判断しました。

 

40歳からの資産運用(課題をクリアしてセミリタイアに近づきたい)

まだ先のことなので、これから1年かけてじっくりと計画を練っていこうと思いますが、今後考えていきたいのは以下の3つです。

 

◆ 子どもの教育費
◆ 住宅ローンをどうするか(住宅ローン控除期間を終えた後の対応)
◆ セミリタイアの可能性

 

主要なライフイベントはほとんどを30歳のうちに終わらせたので、残っているのは子育てです。とくに40代の後半からは教育費がうなぎ上りでかかってくるのは確実です。

将来的に親の介護問題や、相続問題なんかが発生する可能性もありますが、これについては時期が不確定なのでなんともいえません(もしものときの対応だけは考えます)

また、住宅ローン控除の適用期間(10年)が終了するので、残債についてどう処理していくかも課題になります。繰上返済をすべきか、あるいは住まいを替えるか…ということですね。

 

 

そして最も大事なのがセミリタイアの可能性の追求。

正直な話、独身で40歳を迎えていれば、(実際にするかどうかは別にしても)金銭的にはセミリタイアが実現していたと思います。

いまは状況が変わってしまったので難しくなってしまいましたが、そもそもこのブログを始めたきっかけはセミリタイアを実現するまでの過程を記録しておくためでした。

なので初心を忘れずに、セミリタイアの可能性を検討していきたいと思います。

 

 

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